まつもと市民芸術館

HOME » 芸術館日記 » ピーピング・トム ワークショップを終えて
芸術館日記

ピーピング・トム ワークショップを終えて

 

人間の身体は、いったいどこまで変化が可能なのでしょうか・・・・。

先日ベルギーから来日したカンパニー「ピーピング・トム」の公演に伴い、メンバーであるフンモク・チョンさんのダンス・ワークショップが行われました。

ピーピング・トムはダンサー、俳優、オペラ歌手ら異なる背景や国籍を持つアーティストによって構成される、ダンスとも演劇とも形容が難しい、独自の世界観を生み出しているカンパニーであり、韓国人であるフンモクさんはその中でダンサーとして活躍されています。

フンモクさんのワークショップは、全体を通じてピーピング・トムの世界観が反映されたものになりました。例えば「昆虫や爬虫類になって、感情を身体で表現する」というカフカの『変身』を想起させるものや、「みずからの脳内で対照的な二つのモノを選び、その二つの変容を身体で表現する」など、身体と感情の共振と、その変容を強く意識したものでした。

抽象的な課題かな、とも思いましたが、それも杞憂に過ぎず、参加者の方々は世界的に活躍するダンサーの惜しみない表現に触発され、皆さん最後には「一生に最初で最後の舞台、死にゆく白鳥」をそれぞれが思い思いに表現されていて、フンモクさんもその演技に感動されていました。

ピーピング・トムの世界に入門し、頭や身体が次第に混在していく体験、恥を捨てて感情を解放すること・・・・皆さんフンモクさんに導かれ普段とは違う世界に入り込み、刺激的なひと時を過ごされていました。フンモクさん、ありがとうございました!

芸術館チケットクラブ

パソコンやスマートフォンでチケットのご予約ができます

芸術館チケットクラブ詳細はこちら

ご購入はこちら(会員の方)

Performances&Events in English

まつもと市民芸術館Facebook

TCアルプFacebook

ちゅーえんれんブログ

このページの先頭へ