芸術館日記

2006年04月 アーカイブ

4月1日の顔合わせから10日が過ぎ、松本キャストと在京キャストが一丸となった台本作りは、演出家・中嶋しゅうさんの予想を超えるペースで進んでいます。「稽古を重ねながら台本を作る」というルールの下、ベールに包まれていた物語の全貌がいよいよ見えてきました(気になる物語の紹介は後日!)。



0416-1.jpg4月11日、稽古場に仮の舞台を組みました。たかが稽古場、されど稽古場。実際のセットはありませんが、舞台の形状だけは本番に近くすることで、俳優たちが臨場感をもって稽古に臨め、また劇場での稽古に移行する際に、大きなズレが生まれないようにします。



0421-1.jpg4月18日は、演出家・中嶋しゅうさんの誕生日でした。稽古後にキャストからケーキとコーヒーカップのプレゼント。ミュージシャンのお2人の伴奏のなか、「ハッピーバースデー」の合唱が稽古場に響きました。



4月22日、この日は野外稽古と称して、長野市の茶臼山自然植物園へ行きました。今回の舞台となる、山や土のある風景を実際に感じるためです。舞台上での俳優は、実体験を舞台上で再現しようと苦心します。舞台上にいる俳優に山が見えないと、客席にいる観客は絶対に山の見える風景を想像できません。この日、どれだけのものをキャストが得たか、ぜひ客席でご確認ください。



kousyuu01.jpg新年度を迎え、クラブ結成間もない中信地区の高校11校の演劇部が集まり、春季演劇講習会が開催されました。これは冬に行われた中信地区高等学校演劇連盟とまつもと市民芸術館が連携をしての講習会、第2弾として開催されました(第1弾は「芸術館日記【1月22日[日]】」をご参照ください)。



本番まで14日。稽古も佳境に入りつつあります。今日は村の泉から水が枯れ、村人たちが悲痛な想いをぶつけ合う中、さまざまな真相が明らかになるという、物語のクライマックスシーンの稽古を行いました。東京キャストの春海四方さんや松本キャストの内藤栄一さんの熱演もあり、稽古場は緊張感に包まれ、見ている僕も胸が締めつけられる想いでした。