芸術館日記

0507-1.jpgいよいよ、本番まで1週間を切りました。7日からは実際の舞台装置や照明も仕込まれたなかでの舞台稽古となります。ここ数日は館長の串田さんも稽古場に何度も訪れ、キャストへ熱心にアドバイスをしています。いよいよラストスパートと言ったところです。

0507-2.jpg小ホールでは市内の職人さんの協力のもと、舞台装置もできあがりました。写真は6日深夜の背景作業です。背景作業というのは、言わば舞台装置の仕上げ。今回で言えば、歴史ある石畳や井戸の雰囲気を出すための色づけ作業です。これがあるとないとでは大違い。井戸にしてもただのグレーだったものが、写真のように使い古された雰囲気になるのです。驚きの技術です。


さて、松本キャスト紹介の第6弾。今日の1人目は市内の料理屋でそば職人をしている、内藤栄一(ないとう・えいいち)さん。毎日朝早くからそばを打ち、午後からの稽古にやってきます。

0507naitou.jpg―出身地は?
松本です。

―『水の話』に参加したきっかけを教えてください。
ありがたいことに、芸術館からお手紙が来て。それがきっかけです。去年の『アルルの女』を観て、「参加してみたいなぁ」と思っていたので嬉しかったです。(しかも手紙が届いたのは誕生日!!)

―さて、栄一さんにとって「水」とはなんでしょう?
今のところ、感情・・・ですかねぇ。ときにはにごり、止まったり、澄んだり、噴き出したり。

―稽古はいかがですか?
職業や出身地、この作品に対しての思い入れなどが違う、さまざまな人たちの集まりなので、とても新鮮に感じます。楽しく、そして早く時間が過ぎています。

―最後に何か一言!
この作品に参加し、水に対して改めて考えたりするようになりました。そして、水の如く変わりゆく人間という生き物が繰り広げる物語を、是非たくさんの方々に見ていただきたいです。

―ありがとうございました。


2人目は、仲間との対話がとても上手な原口明美(はらぐち・あけみ)さん。稽古場でのニックネームは「ハラボウ」です。ハラボウと会話をすれば、心のトゲがいつの間にか無くなっていたりします。そんな彼女の職業は、保育士さんです。

0507haraguti.jpg―出身地は?
まれも育ちも梓川村です。

―『水の話』に参加したきっかけを教えてください。
前回の企画『アルルの女』にも参加したいと思っていたのですが、応募する勇気がなくて後悔しました(本番がとっても良かったので)。今度こそ何でもいいから参加してみたい!と思い切って参加しました。

―ハラボウにとっての「水」とは何でしょうか?
水が美味しくて豊富なところで育ってしまい、いつも使えるのが"当たり前"という感覚しかありませんでした。今回の経験をきっかけに、自分ができる"水を守ること"を毎日の生活の中で考えていきたいと思います。

―稽古はいかがですか?
「初めて!」のことが多くて、戸惑うことがあっても、周りの方が親切に声を掛けてくれることが、毎日の稽古の励みです。知らない世界で、本当に"おのぼりさん"ですが、仕事が終わってから、稽古に「さぁ、行こう!」と思えるのは、みんなのおかげです!!

―最後に一言お願いします。
みんなでいろいろなアイディアを出し合って芝居を作っていく様子を、近くで初めて見ましたが、これが完成したときはどんなに感動するか、今から楽しみです。周りの方はとってもステキです!ぜひ、観に来てください!!

―ありがとうございました。

(松野)