2010年03月07日
まつもと市民芸術館では、芸術監督・串田和美率いるレジデントカンパニーのメンバーを募集いたします。
串田和美が芸術監督に就任してから早6年が経過しましたが、開館以来、一貫してカンパニーをもつ夢を抱き、現在も6名のメンバーと活動を行っています。「試行錯誤を繰り返しながら、完成された作品づくりだけを目的とするのではなく、まつもと市民芸術館の豊かな環境のなかで、演劇の原点とは何か、なぜ、わたしたちは舞台芸術に魅せられ感動するのか、なぜ、自分は表現したいと希求するのか」など、簡単には答えの出ない問いかけをとことん自らに課しながら、役者としての技術習得はもちろん、さまざまな舞台との出会いを通してメンバーみなが人間的にも成長していくカンパニーを築こうと考えています。
まつもと市民芸術館を拠点に、芸術監督・串田和美の下、演劇体験を共有しながら、作品の創作をしていくカンパニーメンバーを募集します。
今、僕のもっとも大切な夢は、松本ですでにスタートさせたレジデントカンパニーを、理想的な演劇集団として成長させることです。
文化の、そして演劇の中心が東京に一極集中し、商業化され、次々と消費されている今の状況に不安を感じています。演劇はいつも社会との関係で成り立っているものですし、環境そのものがその時代の演劇を生み出していくのだと思います。
松本市は、音楽、美術、演劇に対する市民の関心が高い文化的土壌の豊かな町です。
美しい自然に囲まれたこの町で、顔の見える具体的な観客と一体となって、自分たちの実感の持てる演劇を生み出していく、理想のカンパニーをつくりたいのです。
そして、地方都市にこそ、今の演劇状況を変えていく可能性があることを証明したい。
本当にいい芝居を観たいのなら、松本に行かなきゃあ、と言われるように。
さらに、若い俳優たちが、素敵な演劇人として成長していける環境をつくりたい。
さすが松本で育った俳優や演出家は、素晴らしいと言われるように。
日本中に刺激を与える、羨望の演劇集団をつくり上げたいと、強く思っています。
同志となって一緒に活動していく仲間を募集します。
新たな活動の場を求めている経験豊かな俳優諸君、これから舞台俳優として成長していこうと志を高く持つ若い俳優諸君、このカンパニーの将来に可能性を感じる演出家、劇作家諸君、ぜひ今回のオーディションワークショップに参加してください。
2010年3月吉日
まつもと市民芸術館芸術監督 串田和美
串田和美が芸術監督に就任してから早6年が経過しましたが、開館以来、一貫してカンパニーをもつ夢を抱き、現在も6名のメンバーと活動を行っています。「試行錯誤を繰り返しながら、完成された作品づくりだけを目的とするのではなく、まつもと市民芸術館の豊かな環境のなかで、演劇の原点とは何か、なぜ、わたしたちは舞台芸術に魅せられ感動するのか、なぜ、自分は表現したいと希求するのか」など、簡単には答えの出ない問いかけをとことん自らに課しながら、役者としての技術習得はもちろん、さまざまな舞台との出会いを通してメンバーみなが人間的にも成長していくカンパニーを築こうと考えています。
まつもと市民芸術館を拠点に、芸術監督・串田和美の下、演劇体験を共有しながら、作品の創作をしていくカンパニーメンバーを募集します。
今、僕のもっとも大切な夢は、松本ですでにスタートさせたレジデントカンパニーを、理想的な演劇集団として成長させることです。
文化の、そして演劇の中心が東京に一極集中し、商業化され、次々と消費されている今の状況に不安を感じています。演劇はいつも社会との関係で成り立っているものですし、環境そのものがその時代の演劇を生み出していくのだと思います。
松本市は、音楽、美術、演劇に対する市民の関心が高い文化的土壌の豊かな町です。
美しい自然に囲まれたこの町で、顔の見える具体的な観客と一体となって、自分たちの実感の持てる演劇を生み出していく、理想のカンパニーをつくりたいのです。
そして、地方都市にこそ、今の演劇状況を変えていく可能性があることを証明したい。
本当にいい芝居を観たいのなら、松本に行かなきゃあ、と言われるように。
さらに、若い俳優たちが、素敵な演劇人として成長していける環境をつくりたい。
さすが松本で育った俳優や演出家は、素晴らしいと言われるように。
日本中に刺激を与える、羨望の演劇集団をつくり上げたいと、強く思っています。
同志となって一緒に活動していく仲間を募集します。
新たな活動の場を求めている経験豊かな俳優諸君、これから舞台俳優として成長していこうと志を高く持つ若い俳優諸君、このカンパニーの将来に可能性を感じる演出家、劇作家諸君、ぜひ今回のオーディションワークショップに参加してください。
2010年3月吉日
まつもと市民芸術館芸術監督 串田和美
2010年03月07日

撮影/本間伸彦
2005年に『歌わせたい男たち』でまつもと市民芸術館に初登場、大好評を集めた、劇作家・永井愛の主宰する二兎社が再びやってきます。
「大盛況だったのを覚えてますよ。公演のあとに広い広いロビーでトークショーをやらせていただいたんですけど、そこにも多くのお客様に残っていただいて、とてもうれしかった思い出です」と当時を振り返る永井さん。
松本は、『萩家の三姉妹』の舞台として取材もした町。一昨年亡くなったお父様との最後の旅行では、安曇野にも足を伸ばしたとか。
「町があって、でも近郊に畑もあって。古い家並みが素敵で、文化的な匂いがする。こういう懐の深い風景は、東京よりも文化都市なんじゃないかって思わせる」
2006年に寺島しのぶの主演で樋口一葉を描いた『書く女』以来、久しぶりの新作『かたりの椅子』を、3月21、22日に、まつもと市民芸術館・実験劇場で上演します。物語は、東京郊外の町で「アートによる市の活性化」というテーマで行われる地域おこし事業を提唱する文化財団の理事長(銀粉蝶)と、アートディレクターに起用されたアーティスト・入川(山口馬木也)、そして民間から起用されたプロデューサー・りんこ(竹下景子)の刻々の変化を描きます。
「ここ数年、官僚というものにスポットがあたっているでしょ? 民主党政権になってからまず官僚主義の政治を正すといったり、小泉政権の郵政民営化のときは官僚が敵となって大勝利したり。官僚は一般人の敵で、税金を自由に使って勝手なことしているみたいなイメージで語られるようになってきましたよね。私自身そんなに官僚と接する機会があったわけじゃないけど、ちょっと個人的に印象深い体験がありまして(苦笑)、それが今回の芝居のモチーフになりました。日本って、社会的な物事が決まっていくときに、おかしいなと思うことがあっても、“しょうがないね”と割り切る大人の方が多いし、騒ぐとかっこ悪いという文化がある。そういうシステムになっているんだから、反対して騒いだって変わらないと、最初から闘うのをあきらめる気持ちが広がっているんですね。官僚主義がはびこるのも、そういう土壌があるからで、一部の悪い官僚が何かをするというよりも、それを支える精神性が私たちの方にもあるんですよ」
永井さんは、内田樹『日本辺境論』を例にさらに語ってくれた。
「東京裁判のときに日本の戦争主導者たちは、個人的にはあの戦争に反対だったと証言したんですって。でも、反対とは言えない成り行き、空気のようなものがあったと言い出し、連合軍側の検査官は、じゃあ、戦争は空気が始めたのかって驚いたんですって。他国では、特に欧米では空気で何かが始まることはありえないんでしょうけど、日本ではあり得る。そう言われて分からなくはないでしょう? でも理不尽なことだし、決していい伝統ではない。空気が読めない(KY)って日本では異常にバカにされるけど、読めない、あえて読まないことも大切にしなくちゃいけないなって、改めて思いました。
だからこれは官僚が悪で、民が善だという話では全然ないんです。どんな組織でも、目的から離れて組織自体を守ろうとすると、官僚主義にはまってしまう。形式主義で、秘密主義で、根回し主義で、対話を避ける。そういう保守的な傾向は、家庭のなかにもあるし、個人の内面にも、官僚主義とそうじゃないものがせめぎあっているでしょ? そういうものを描いてみたいんです」
『かたりの椅子』で入川は、市民が街中に置かれた椅子に自由に座り、忌憚なく語り合う「かたりの椅子プロジェクト」と、街の歴史を市民自身がドキュメンタリーふうに演じる市民劇を提案します。しかし理事長は「街の負の歴史があぶり出される」などの理由でこれに反対、りんこはその調整に振り回され‥‥。
この作品を描くにあたって、永井さんは、東京郊外の街を取材しました。
「物語では、たかがアートフェスティバルなのに、大まじめに生きる死ぬの話になっていく。これはバカバカしいおかしさなんだけど、決してあり得ないことではない。取材した某市で行われたフェスティバルは、官民による実行委員会形式で行われたんですが、民と官にいろんな行き違いがあった。関わった方の話す風情や、こっちに財団、こっちにお役所、そっちに神社という風景に接すると、芝居の場面が具体的に見えてくる気がした。その街は、昔は米軍相手の歓楽街が広がっていたところなんです。基地をめぐるトラブルは各地にありますが、そこは、基地があるから繁栄するんだと言う経済派と、子供をこんな環境で育てたくないという環境派の対立の末に、環境派が勝って文教都市になるというドラマがあった。この話も題材に使わせていただきました。私の体験した官僚主義は小さなものですけども、こうしてフィクションに置き換えることで、その実体を確かめてみたかった」
『かたりの椅子』のチラシは、出演者がみな“空気の椅子”に座っています。ふだんは「○○さんの部屋」といった具合にリアルな装置や小道具をもちいる永井作品ですが、今回は、ほとんど素舞台のような空間でのお芝居だそうです。
「お茶を飲みながら話すなんてシーンは一つもありません。役者さんも当初は不安そうに演じられていましたね。どうしてそういうことになっているかと言えば、私の個人的な経験のなかで受けた官僚主義に対する “へんな感じ”は、リアルな装置では出せないんですね。……しいて言えば、カフカの世界に近かった。通常の理屈は到底通用しない。あ、これは決してドキュメントじゃないですよ。実際に放たれたせりふはいくつかあるけれど(笑)、架空の話ですから」
最後に永井さんはおっしゃいました。
「この作品を書く際に悩んでいた時期に、翻訳家の松岡和子さんに“インテグリティ”という単語について教わったんです。シェイクスピアを訳しているとよく出てくるんですって。IT用語としてはシステムの健全性とか一貫性を言うらしいのですが、人間に当てはめられたときには、ピッタリした日本語がなくて、翻訳に困るそうです。“良心”と訳す方も多いらしいですが、松岡さんによれば、“節(せつ)”の方が近いそうです。 “インテグリティ”は、自分が自分に対して、自分はこういう人間でありたいと結ぶ契約のような、「良心」よりもう一段階深い概念なんだとか。自分が自分であるために、内部に持つプライド。これは、ある行為を、人にバレなければ恥にならないからと自らに許してしまう官僚主義の対極にある概念ではないかと思います。ここらへんをちょっと自分に関連づけて、ご自分の内部体験を振り返りながら、この作品を観てくださる方もいるかもしれない。そういう意味でも“観る人を心の迷宮へと誘う、背筋の凍る喜劇!”にしたいです」
2010年03月06日
5月2日(日)に上演します、
「藤原道山ライブ スペシャルゲストSINSKE」関連企画として、
≪藤原道山 尺八 ワークショップ≫と
≪SINSKE マリンバ ワークショプ≫を開催いたします!
例年開催している≪尺八ワークショップ≫。今回は日頃尺八を演奏される皆様のスキルアップを目指すワークショップとなります。
また、今年新たに登場≪マリンバワークショップ≫はマリンバやパーカッションに興味のある方はどなたでもご参加いただけるワークショップです。
「聴く」と「触れる」を同時に体験できるこの機会。
たくさんの方のご参加をお待ちしております!
ライブについてはこちらをごらんください。
「藤原道山ライブ スペシャルゲストSINSKE」関連企画として、
≪藤原道山 尺八 ワークショップ≫と
≪SINSKE マリンバ ワークショプ≫を開催いたします!
例年開催している≪尺八ワークショップ≫。今回は日頃尺八を演奏される皆様のスキルアップを目指すワークショップとなります。
また、今年新たに登場≪マリンバワークショップ≫はマリンバやパーカッションに興味のある方はどなたでもご参加いただけるワークショップです。
「聴く」と「触れる」を同時に体験できるこの機会。
たくさんの方のご参加をお待ちしております!
ライブについてはこちらをごらんください。
2010年02月27日
【日時】2010年3月30日(火) 19:00開演【会場】まつもと市民芸術館 小ホール
【チケット】500円[全席自由・税込]
【チケット取扱】まつもと市民芸術館チケットカウンター
まつもと市民芸術館チケットセンター 0263-33-2200
【販売開始】3月7日(日)
【お問合せ】まつもと市民芸術館 0263-33-3800
2010年02月16日
「まつもと市民オペラ合唱団」のオーディションを行います。

まつもと市民オペラ合唱団は2007年第1回公演「こうもり」、2009年第2回公演「椿姫」と公演ごとに合唱団を結成し、終演時に解散をしてきました。
公演を重ねる中で、多くの方からご支援をいただき、今後も引き続き開催が見込まれることから、継続的に活動し、よりクオリティーの高い【まつもと市民オペラ】を創りあげていく団員を募集します。
第3回公演は2011年12月(予定)に『魔笛』を予定しています。
奮ってご応募ください。
写真=まつもと市民オペラ第2回公演「椿姫」より 撮影:山田毅
まつもと市民オペラ合唱団は2007年第1回公演「こうもり」、2009年第2回公演「椿姫」と公演ごとに合唱団を結成し、終演時に解散をしてきました。
公演を重ねる中で、多くの方からご支援をいただき、今後も引き続き開催が見込まれることから、継続的に活動し、よりクオリティーの高い【まつもと市民オペラ】を創りあげていく団員を募集します。
第3回公演は2011年12月(予定)に『魔笛』を予定しています。
奮ってご応募ください。
写真=まつもと市民オペラ第2回公演「椿姫」より 撮影:山田毅
2010年02月07日
新聞紙上でも話題となっております通り、この7月上旬に、2008年に引き続く、信州・まつもと大歌舞伎第2弾が開催されることになりました。
演目は『佐倉義民伝』が原作すが、タイトルは未定です。もう少しお待ちください。
ちなみに『佐倉義民伝』は、『東山桜荘子』の通称で、幕末、ペリー来航の2年前の嘉永4年(1851年)、百姓一揆をテーマにして中村座で初演されました。興行主の予想をはるかに越えた大ヒットとなり、その後、昭和初期まで頻繁に上演されています。
不作続きの過酷な年貢の取り立てに苦しむ佐倉の領民を見かね、名主の佐倉宗吾郎は死罪を覚悟して、将軍への直訴を決意します。雪の降る印旛沼の渡しでは、老渡し守甚兵衛が直訴の決心を察し、禁を破って舟を出してくれます。それを見とがめ、ゆすりの種にしようとした幻の長吉をやり過ごし、引き止める女房のおさんと幼い3人の子供たちを振り切って宗吾郎は吹雪の中、江戸へ向かいます‥‥。
この物語を、串田和美&中村勘三郎コンビがどのように料理するかを楽しみにしてください。
なお、公演日程、チケットの金額、チケット発売日、さまざまな関連企画などに関しましては現在鋭意検討中でございます。随時こちらで公表していきたいと考えておりますので、しばらくお待ちください。
演目は『佐倉義民伝』が原作すが、タイトルは未定です。もう少しお待ちください。
ちなみに『佐倉義民伝』は、『東山桜荘子』の通称で、幕末、ペリー来航の2年前の嘉永4年(1851年)、百姓一揆をテーマにして中村座で初演されました。興行主の予想をはるかに越えた大ヒットとなり、その後、昭和初期まで頻繁に上演されています。
不作続きの過酷な年貢の取り立てに苦しむ佐倉の領民を見かね、名主の佐倉宗吾郎は死罪を覚悟して、将軍への直訴を決意します。雪の降る印旛沼の渡しでは、老渡し守甚兵衛が直訴の決心を察し、禁を破って舟を出してくれます。それを見とがめ、ゆすりの種にしようとした幻の長吉をやり過ごし、引き止める女房のおさんと幼い3人の子供たちを振り切って宗吾郎は吹雪の中、江戸へ向かいます‥‥。
この物語を、串田和美&中村勘三郎コンビがどのように料理するかを楽しみにしてください。
なお、公演日程、チケットの金額、チケット発売日、さまざまな関連企画などに関しましては現在鋭意検討中でございます。随時こちらで公表していきたいと考えておりますので、しばらくお待ちください。
2010年01月22日
3月21日(日)に実験劇場で上演される二兎社『かたりの椅子』公演終了後、アフタートークを開催いたします。出演は、二兎社主宰の永井愛、『かたりの椅子』主演の竹下景子、そして安曇野ちひろ美術館館長の松本猛氏です。







