更新日 2007/05/24

松本に引っ越してきました。

私たちが松本を選んだのは

070523.jpg私が松本に引っ越そうと本気で決めたのは、半年くらい前のことでした。

何も決まっていなくて、「そこには劇場と劇場に足を運んでくださるかもしれない皆さんがいる」ということだけがありました。劇場があるということが、何より力強いのです。本来、演劇は劇場がなくても成立するのだと思います。ですがやはり、私は劇場が大好きです。劇場で、お芝居が始まる前に真っ暗になっていく瞬間が、本当に何にも比べようがなく、大好きです。

劇場という空間は、何かとても想像力を自由にし、感受性を引き出す力があると思っています。どんな作品に関わっていても、結局毎回気づくのは、「人間の想像力って、すごい!」ということです(そしてきっとこれは演劇だけでなくて、お料理や医学やスポーツでも、何でもそうなんでしょうね)。

今月の頭に『田舎奇談』という作品を上演させていただきました。私は演出助手というポジションで、本番は客席の方にいました。そうすると、腰の曲がったおじいさんやおばあさんが客席に足を運んでくださっているのが、何度も、何人も目に入ってくるのです。本当に本当に感動しました。どんなことでもいいから、何か、「来てよかった」と思ってもらえるものがこの公演にありますように…と願いました。そして、結果はわかりませんが、心から「松本に来てよかった」と思いました。

やりたい作品がたくさんあります! 松本に移住してきた四人がそれぞれたくさん持っていて、その上、どんどん増えています。私で言えば、今日さっき観たお芝居も、とても興味深い戯曲で、早速「上演するぞリスト」に追加しました。すぐにでも動き出してしまいたいのですが、カラダが一つなのでまだ助走中です。期待してください!

話変わって。写真、わかりますか? アンパンマンです。
等身大アンパンマンってこんな感じなんですね~。『田舎奇談』の公演中に差し入れでいただいたパンです。手足が異常に長い内藤栄一君(『田舎奇談』に出演)が、「アンパンマンがさりげなく頬杖をついたかのよう」にしている図です。夢をこわしませんように…。私は大好きです。

二回目、終了です。
では~!

プロフィール
田中麻衣子(たなか・まいこ)
兵庫県宝塚市生まれ。日本大学芸術学部演劇学科在学中に『やわらかいワニ』を旗揚げ。卒業後、2年間の演劇学科研究室勤務を経て、串田和美の助手を勤める。市民芸術館の公演には、柿落としの際より参加。現在は拠点を東京から松本に移し、活動中。

バックナンバー
  1. 寒い寒い寒いっ!2007/05/17
  2. 私たちが松本を選んだのは2007/05/24
  3. ニュースな毎日2007/05/31
  4. 稽古中に見る夢2007/06/07

連載記事一覧

最終更新日 2007/11/10
最終更新日 2007/11/14
最終更新日 2007/11/15
最終更新日 2007/11/12

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