更新日 2007/05/25

これって、変?-八王子在住、松本で市民オペラを歌う!-

第二の国歌を考える

信州には全国でただ一つ全県民が歌え愛されている県歌「信濃の国」があります。

国歌「君が代」はイデオロギーの問題で一部の国民に認知されていません。サッカーなどの国際試合でも胸を張って歌っている対戦相手国選手と比べて寂しさをつい感じてしまいます。

一方、グレートブリテンではエルガーの行進曲「威風堂々」、オーストリアではJ.シュトラウスの「美しき青きドナウ」、イタリアではG.ヴェルディのナブッコより「行け、金の翼に乗って」そしてフィンランドではJ.シベリウスの「フィンランディア」が第二の国歌として愛されているのは皆さんご承知のとおりです。

エルガー以外は侵略戦争の苦しみから希望の光を見出そうという国民の願いが表れたものとききます。残念ながらシベリウスの愛したカレワラ神話のふるさとカレリア地方は現在でも半分以上がロシア領となっています。

日本でも敗戦後のつらいなかで愛された並木路子の「リンゴの歌」がこれに近い存在と言えますがイントロに続くメロディは短調で明るさに欠け、

また第二の国歌とは程遠い存在と言えます。第二の国歌が日本で話題にされないのは島国で長期に亘る侵略戦争の経験がないせいでしょうか。

長野オリンピックで郷土の生んだ高野辰之の詩による「ふるさと」で胸を熱くされた方も多かったと思います。

イデオロギーの問題もなく、故郷を想う純粋な気持ちが自然に表現されており、世代を超えて歌い継ぐ「第二の国歌」として相応しいと常々思っております。ご意見を。

プロフィール
海老根治人(えびね・はるひと)
1950年生まれ。小学校の音楽の師(大桑村出身)の薫陶により合唱の世界に。早稲田大学グリークラブ在籍中に小林研一郎氏ほかの指導を受ける。以後、東京での音楽活動の傍ら本業に従事。本社が松本ということから知人も多く、SK合唱団にも在籍。そして市民オペラへの第一歩となった「カルメン」の舞台と出会う。現在、八王子と松本を行き来しながら、まつもと市民オペラ合唱団で11月の「こうもり」の舞台を目指す。

バックナンバー
  1. 八王子で信州を考える2007/05/18
  2. 第二の国歌を考える2007/05/25
  3. アマチュアって何?2007/06/01
  4. 市民オペラを考える2007/06/08

連載記事一覧

最終更新日 2007/11/10
最終更新日 2007/11/14
最終更新日 2007/11/15
最終更新日 2007/11/12

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