更新日 2007/06/08

これって、変?-八王子在住、松本で市民オペラを歌う!-

市民オペラを考える

えらいところに入り込んで来ちまった。単に合唱が出来れば良いというもんじゃねえ。踊りも演技も必要だとさ。どうしよう、切り上げ還暦で体もギシギシ言い始めてお先真っ暗さ。第一体格も違う「ドカン」みたいな外国を向こうに廻してオペラなど「月にすっぽん」でさあ。

イタリヤの「ヴェルディ歌い」やドイツの「ヴァーグナー歌い」、ありゃ一種のばけもんでござんす。合唱だけでも遠い昔に畑中良輔先生から「あなたたち、これだけ人数がいてこれだけしか出せないんですか?」とお叱りを受けてオペラの恐ろしさに触れて数十年封印してたのがなぜか魔がさしてオーデションなるものに手をつけちまった。こったら江戸っ子、言っちまったら最後まで責任持つってえもんよ。お前さん威勢はいいけど手だてはあるのかって?あたぼうよ。向こうが力でくるならこっちは技にきまってらあな。そりゃなんでえ?ほら、日の本の国にはむかしから歌舞伎ってのがあらあな。「いよーっ中村屋、大和屋」って大向こうから見得を切ったときに声がかかる、あれよ。つまり今風にいえばメリハリっていうやつ、見せ所、聴かせ所をきちんと押さえつけて受けを狙うっていうやつさ。オーケストラっていうやつの指揮者で「炎のコバケン」も歌舞伎に近いことしてるさ

なんでもアマ・プロに関係なくチャイコフスキーの5番フィナーレなどメンバーの自主性の任せ、棒をふらずにメンバーの「カブキ」を引き出しているんだぜ。オペラだって同じこと出来るだろ。幸い市民芸術館なる最高の器もあるってことよ。天井桟敷から「吉野屋、中村屋!」の声も。ええい!こうなったら面倒だカブけ、カブけ!

プロフィール
海老根治人(えびね・はるひと)
1950年生まれ。小学校の音楽の師(大桑村出身)の薫陶により合唱の世界に。早稲田大学グリークラブ在籍中に小林研一郎氏ほかの指導を受ける。以後、東京での音楽活動の傍ら本業に従事。本社が松本ということから知人も多く、SK合唱団にも在籍。そして市民オペラへの第一歩となった「カルメン」の舞台と出会う。現在、八王子と松本を行き来しながら、まつもと市民オペラ合唱団で11月の「こうもり」の舞台を目指す。

バックナンバー
  1. 八王子で信州を考える2007/05/18
  2. 第二の国歌を考える2007/05/25
  3. アマチュアって何?2007/06/01
  4. 市民オペラを考える2007/06/08

連載記事一覧

最終更新日 2007/11/10
最終更新日 2007/11/14
最終更新日 2007/11/15
最終更新日 2007/11/12

過去の連載記事

月別アーカイブ