市民オペラを考える
えらいところに入り込んで来ちまった。単に合唱が出来れば良いというもんじゃねえ。踊りも演技も必要だとさ。どうしよう、切り上げ還暦で体もギシギシ言い始めてお先真っ暗さ。第一体格も違う「ドカン」みたいな外国を向こうに廻してオペラなど「月にすっぽん」でさあ。
イタリヤの「ヴェルディ歌い」やドイツの「ヴァーグナー歌い」、ありゃ一種のばけもんでござんす。合唱だけでも遠い昔に畑中良輔先生から「あなたたち、これだけ人数がいてこれだけしか出せないんですか?」とお叱りを受けてオペラの恐ろしさに触れて数十年封印してたのがなぜか魔がさしてオーデションなるものに手をつけちまった。こったら江戸っ子、言っちまったら最後まで責任持つってえもんよ。お前さん威勢はいいけど手だてはあるのかって?あたぼうよ。向こうが力でくるならこっちは技にきまってらあな。そりゃなんでえ?ほら、日の本の国にはむかしから歌舞伎ってのがあらあな。「いよーっ中村屋、大和屋」って大向こうから見得を切ったときに声がかかる、あれよ。つまり今風にいえばメリハリっていうやつ、見せ所、聴かせ所をきちんと押さえつけて受けを狙うっていうやつさ。オーケストラっていうやつの指揮者で「炎のコバケン」も歌舞伎に近いことしてるさ
なんでもアマ・プロに関係なくチャイコフスキーの5番フィナーレなどメンバーの自主性の任せ、棒をふらずにメンバーの「カブキ」を引き出しているんだぜ。オペラだって同じこと出来るだろ。幸い市民芸術館なる最高の器もあるってことよ。天井桟敷から「吉野屋、中村屋!」の声も。ええい!こうなったら面倒だカブけ、カブけ!
なんでもアマ・プロに関係なくチャイコフスキーの5番フィナーレなどメンバーの自主性の任せ、棒をふらずにメンバーの「カブキ」を引き出しているんだぜ。オペラだって同じこと出来るだろ。幸い市民芸術館なる最高の器もあるってことよ。天井桟敷から「吉野屋、中村屋!」の声も。ええい!こうなったら面倒だカブけ、カブけ!


