更新日 2007/06/14

建築、家具、デザイン マニアの歩む道

僕が松本に住んだ理由

IMG_1685.JPG2003年、僕は松本に住み始めました。それから早4年が過ぎました。早いもんですね。4年なんて。今はすっかり松本人らしくなりまして、結構知り合いも増えました。僕自身、松本には縁もゆかりもありません。…では、なんで松本に住んでいるんでしょう?

時を溯れば2001年、僕は自分の店を自分の故郷である長野県で開店するために名古屋からもどってきました。場所の選定で長野市、佐久市、上田市、時には小布施、軽井沢、あらゆる場所を見て回りました。場所を選ぶ条件としてあげていたもの。

1.家賃が安い
2.お店を1F、2Fを住まいに出来る事
3.全面改装可能であること
4.街に元気があること
5.古い商店街が今も残っていること

この条件を満たしてくれる物件、場所探しをし始めました。見て回った街の中でも松本は文化の香りが濃い。そしてその文化を素直に受け入れ、生活の中に自然にとけ込んでいる感じがしたのです。訪れれば訪れるほど好きになるそんな街 「松本」…「この街に決めたっ!」って感じです。

さ~いよいよ物件探し。最初は無秩序にあらゆる不動産屋さんを回ってみるもののいつも空振り。方法を変えて車から自転車に乗り換え、空家物件の大家さんを直接調べ、ダイレクトにアタック。しかし、そんな都合の良い物件はナカナカありません。

「あ~ないな~。」あきらめ掛けたその時、ふと水路に目をやると、なんとも美しい水がながれているではありませんか。さらに周りを良く見れば、ガンガンと水が湧き出している。「ウッ!うつくしい。」松本市がこんなに水に恵まれた街とは知らずにいた私のテンションは上がるばかり。さらに小さな水路に「鱒が!」狩猟民族の血を色濃く残す私にはなんともたまらないロケーションなのでした。(もちろん採って食べるなんて事はしてませんよ。)

さらに運がいいことに手ごろな物件を近くで見つけました。家賃は安くはないものの全面改装OK! さらに古い商店街の中。(最高!)

1年半ほどかけてようやく行き着いたこの物件で開業する運びとなったわけです。自分が選んだ好きな場所で好きな仕事をする。この場所で何が生まれ何が生み出されていくのか。

次回こそは、ここで生み出した建築、デザインのお話です。

プロフィール
内山輝彦(うちやま・てるひこ)
1972年、長野県東御市生まれ。大学時代を北海道にて芸術工学建築専攻し建築・インテリアについて学ぶ。その後 愛知県にてゼネコン、インテリアショップ建築部を経て現在松本市内にインテリアショップ「OUTLINE ARCHITECT」(アウトライン・アーキテクト)を経営中。主にインテリア商材の販売、建築設計、グラフィックデザインなどの業務を行う。

バックナンバー
  1. 僕が松本に住んだ理由2007/06/14
  2. 建 けんちく 築2007/06/21
  3. 家 かぐ 具2007/06/28
  4. D e s i g n2007/07/05

連載記事一覧

最終更新日 2007/11/10
最終更新日 2007/11/14
最終更新日 2007/11/15
最終更新日 2007/11/12

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