やせがまん
欧州の端、島国・英国。亜細亜の端、島国・日本。多くの民族研究者や世界中を旅した人は、この2つの国を「似ている」と感じることがあるそうです。「地理や風土は人柄に関係する」。そう言った学者さんがいた気がしますが、私は首を大きく縦に振ります。
たとえば、「やせ我慢の美学」。
皆さん経験ありませんか?子供のころ、転んでできた小さな傷に包帯グルグル、アピール満点。あとは誰かが訊いてくれるのを待つだけです。「どうしたの?大丈夫??」待ってましたとばかりに答えます。「ううん、大丈夫、へっちゃらだよ!」そして立ち去るときには、その足を大袈裟に引きずってみせるのです。
これはまさに、やせ我慢に美学を見出しているからこそなせる業。「やせ我慢してるんだぞ!!」と完璧なる演出と演技で自分の美学を伝えます。何が言いたいかって、日本人はやせ我慢が好き。そういうことです。
一方、欧州の島国・英国。とあるハンバーガー屋さんでの出来事。
白シャツをパリッと着こなす、春風のようないわゆる格好いい英国お兄さん。「コーヒー、ひとつ」。その注文さえも爽やかに思えます。しかし、残念ながら災難は人を選んではくれません。
挽きたての薫り高いコーヒーは人に当たって、その爽やか白シャツへ。お兄さんの色白の顔もどんどんどんどん赤くなっていきます。決して恥ずかしいからではありません。一瞬、爽やかさから遠く離れたコトバを発したお兄さん。その後すぐ、「大丈夫だよ。熱くもないし。平気さ」。でも皆さん、ここのコーヒー、熱いんです。しかし、お兄さんは清々しさを取り戻し、「大丈夫!」とそのお店を後にしました。
ほら、やせ我慢の美学。
決して「あっついなー!!」とは言いません。たとえ誰もがその熱さに気づいていても、そうは言わないのです。なぜならそれが、美学だから。
少々偏った感想ではありますが、其々端に位置する島国の共通点を見つけたような、そんな気がするのです。
次回は亜細亜と欧州の違いについて書いてみようと思います。
これはまさに、やせ我慢に美学を見出しているからこそなせる業。「やせ我慢してるんだぞ!!」と完璧なる演出と演技で自分の美学を伝えます。何が言いたいかって、日本人はやせ我慢が好き。そういうことです。
一方、欧州の島国・英国。とあるハンバーガー屋さんでの出来事。
白シャツをパリッと着こなす、春風のようないわゆる格好いい英国お兄さん。「コーヒー、ひとつ」。その注文さえも爽やかに思えます。しかし、残念ながら災難は人を選んではくれません。
挽きたての薫り高いコーヒーは人に当たって、その爽やか白シャツへ。お兄さんの色白の顔もどんどんどんどん赤くなっていきます。決して恥ずかしいからではありません。一瞬、爽やかさから遠く離れたコトバを発したお兄さん。その後すぐ、「大丈夫だよ。熱くもないし。平気さ」。でも皆さん、ここのコーヒー、熱いんです。しかし、お兄さんは清々しさを取り戻し、「大丈夫!」とそのお店を後にしました。
ほら、やせ我慢の美学。
決して「あっついなー!!」とは言いません。たとえ誰もがその熱さに気づいていても、そうは言わないのです。なぜならそれが、美学だから。
少々偏った感想ではありますが、其々端に位置する島国の共通点を見つけたような、そんな気がするのです。
次回は亜細亜と欧州の違いについて書いてみようと思います。


