もうひとつの緊張
緊張の中で迎えた“芸術館デビュー”の話をもう少し聞いてください。世界的な建築家・安藤忠雄の舞台セットが、いきなり揺れた!これは、オペラ『ヴォツェック』の初日(曖昧な記憶によれば)、開演から5分~6分が過ぎたところで、いきなり地震に見舞われたのだ。
客席は…地震の揺れに椅子から腰をあげかけ、周りを見渡す人、人。ステージは…何も無かったように歌を続けるオペラ歌手、総監督といえば…こちらもすごい!
さすが、何があってもびくともしません。
「あ~っ!地震だ!」の声でボランティアスタッフは動いた。
モニタに走り客席、舞台を見る。ステージは途切れることなく進んでいる。「アッ!ペットボトルが揺れてるよ」の声。「倒れないか?」「どうする?」
「みんな、あわてるな。状況を各階から連絡させよう!」
インカムを通して各フロアの状況が入る…。「お客様は、一人も外へは出てきていない。ホールは問題なし」良かった…大丈夫そうだ。「こ、こちら3階…○×より…階段のところの防火扉が…いきなり閉まってしまった!…どうしますか?」「開けておいたほうが良いか…指示ください」緊張した声がインカムより流れた。
「待って。一応、事務局に確認する…閉まった扉は…今は、そのままにしてくれ」さすが、最新の設備が備わった芸術館!地震にはびくともしない。また、地震に反応して、きちっと防火扉は機能してくれていた。我々は常々、お客様のために扉を開ける仕事をしているので…この状況で閉まってしまった扉を開けようという動作は、ある意味で…すごく良くわかる!
本当に大事にならずに良かった!何が良かったかって?それは…世界的な建築家の、あのペットボトルの舞台装置が…音を立てて崩れ落ちなかったことでしょうか?
その日の公演が終わり、スタッフの中から…「でも、ビックリしたよ!こんな経験初めてだし」…そうなんです!本当に初めての経験で…誰もが予想もしない状況で…。
これは、よく世間で言われている?危機管理の欠如?…そうだったのです。
開幕に先立って毎年行われるボランテイア研修会が今年も月初めの5日にありました。今年は講演会の講師に本郷消防署の署長補佐をお招きし、「救命救急の概念」を演題に勉強し真剣に聞いていました。
きっと、あの日の地震を思い出し、先月の中越沖地震を思い出したのでしょう!いつ何が起こるかわからない昨今、大勢のお客様の安心、安全を館のスタッフの下で我々も担っていることを改めて感じた!
モニタに走り客席、舞台を見る。ステージは途切れることなく進んでいる。「アッ!ペットボトルが揺れてるよ」の声。「倒れないか?」「どうする?」
「みんな、あわてるな。状況を各階から連絡させよう!」
インカムを通して各フロアの状況が入る…。「お客様は、一人も外へは出てきていない。ホールは問題なし」良かった…大丈夫そうだ。「こ、こちら3階…○×より…階段のところの防火扉が…いきなり閉まってしまった!…どうしますか?」「開けておいたほうが良いか…指示ください」緊張した声がインカムより流れた。
「待って。一応、事務局に確認する…閉まった扉は…今は、そのままにしてくれ」さすが、最新の設備が備わった芸術館!地震にはびくともしない。また、地震に反応して、きちっと防火扉は機能してくれていた。我々は常々、お客様のために扉を開ける仕事をしているので…この状況で閉まってしまった扉を開けようという動作は、ある意味で…すごく良くわかる!
本当に大事にならずに良かった!何が良かったかって?それは…世界的な建築家の、あのペットボトルの舞台装置が…音を立てて崩れ落ちなかったことでしょうか?
その日の公演が終わり、スタッフの中から…「でも、ビックリしたよ!こんな経験初めてだし」…そうなんです!本当に初めての経験で…誰もが予想もしない状況で…。
これは、よく世間で言われている?危機管理の欠如?…そうだったのです。
開幕に先立って毎年行われるボランテイア研修会が今年も月初めの5日にありました。今年は講演会の講師に本郷消防署の署長補佐をお招きし、「救命救急の概念」を演題に勉強し真剣に聞いていました。
きっと、あの日の地震を思い出し、先月の中越沖地震を思い出したのでしょう!いつ何が起こるかわからない昨今、大勢のお客様の安心、安全を館のスタッフの下で我々も担っていることを改めて感じた!


