精神の滋養と強壮

松本に住んで、芸術館が身近になったので、よくお芝居を観るようになりました。なるべく選り好みをしないようにして、時間が許すかぎり、せっせと芸術館へ足を運ぶようにしています。我家は皆で「クドカン」ファンなので、『メタルマクベス』が来たときには、目の色を変えて、先行予約のチケットを手に入れました。役者の汗と息遣いが、客席を席巻するお芝居が大好きです。
どうしてお芝居を観るのかと訊ねられると、ちょっと答えにくいのですが、敢えて答えると、精神の滋養と強壮のためでしょうか。
より良く人生を生きるにしても、より良いたい焼きを焼くにしても、何かしら精神の文化的な活力が問われていると思うのです。
「一流のものを創るには、一流のものに触れていなければならない」
と、むかし映画監督か誰かが語っていたのを覚えています。
ですから、美術館にもよく通っています。美術館には草間弥生の常設展があって、私は必ず三階のそこへ足を向けます。
むかし、池田満寿夫が『エーゲ海に捧ぐ』という小説で芥川賞を取った頃に、ぜんぜん関係ないけど、サイケなポップアートとして私は草間弥生の絵画に出会いました。当時は心臓を鷲掴みにされて、ギュッと握りつぶされたような衝撃を受けましたが、今では私の究極の癒しの空間となっています。まさか松本出身とは知りませんでした。
松本の街の良いところは、ナワテ通りをはじめ、いつでもどこでもすぐに劇場となるところです。街のあり方でも、そこに住む人の文化的な活力が問われているのだと思います。精神の滋養と強壮は欠かせません。
写真は、昨年の「まつもと演劇祭」のプレイベントのもの。突然街の路上が劇場になった。松本の街の、この緩さが好きです。
より良く人生を生きるにしても、より良いたい焼きを焼くにしても、何かしら精神の文化的な活力が問われていると思うのです。
「一流のものを創るには、一流のものに触れていなければならない」
と、むかし映画監督か誰かが語っていたのを覚えています。
ですから、美術館にもよく通っています。美術館には草間弥生の常設展があって、私は必ず三階のそこへ足を向けます。
むかし、池田満寿夫が『エーゲ海に捧ぐ』という小説で芥川賞を取った頃に、ぜんぜん関係ないけど、サイケなポップアートとして私は草間弥生の絵画に出会いました。当時は心臓を鷲掴みにされて、ギュッと握りつぶされたような衝撃を受けましたが、今では私の究極の癒しの空間となっています。まさか松本出身とは知りませんでした。
松本の街の良いところは、ナワテ通りをはじめ、いつでもどこでもすぐに劇場となるところです。街のあり方でも、そこに住む人の文化的な活力が問われているのだと思います。精神の滋養と強壮は欠かせません。
写真は、昨年の「まつもと演劇祭」のプレイベントのもの。突然街の路上が劇場になった。松本の街の、この緩さが好きです。


