更新日 2007/10/01

ファッションを楽しもう

ファッションを通してみる松本

なんだか恐縮するばかりですが、縁あって執筆依頼を頂きました。せっかくの機会ですので、純粋に日頃感じていることを本音で書いてみようかと。

私は松本市内で服のセレクトショップ、簡単に言うと「洋服屋」ですが、それを営みとしております。セレクト…つまり、様々なメーカーやブランドから私たちの視点で「良い!」と思うものを買い集め、お店に並べているわけです。国内外の有名無名問わず、新しいファッションデザイナーの服などを紹介しています。

松本の高校を卒業後、進学で東京へ行ったのですがそれをあっさり中退後、ファッションの世界に入りました。以来、ずっ~と販売職、今も販売職。

一般的にファッションの世界というと、デザイナーやバイヤー、スタイリストなどに憧れる人が多いと思いますが、一番大切でそして楽しい仕事は、実は販売だと断言しておきます(笑)。

お客様に日々接して、お客様が何を望んでいるのかを考え、お客様に喜んでもらえる感動を知って、そして提案して…。お客様との出会いはある意味一生もの。とても素敵なことです。ファッションに限らず、お店(小売業)は全てそうですね。

ところで松本は全国各地、数多くの地方都市の中でも「おしゃれ水準」がとても高い街。ほんとかい!という話もありますが…。でも実際、東京から来るファッション業界関係者は口を揃えます。特別、派手とかセレブな人がいるわけではないけど、なんとなくみんな「こなすのがうまい」。平均点が高いと言うことか?

なぜでしょう?

勝手な想像ではありますが、理由は「東京に対して感覚的に近いから」ファッションは、絶対的に東京が中心ですので。松本の人は、「新しもの好きだけど、飽きやすい」「みんな松本が好き」「田舎者だという感覚はない…笑」。東京から適度に近いから情報も早いしお洒落にも敏感。実際、東京に住んでいた人も多いから、いろんな意味で距離感を感じない人が多いのではないでしょうか。

この絶妙の距離感が独特の松本人感覚を生みだいている気がします。ほんとは田舎だと思いますけど…(笑)。これが例えば九州や東北だったらまた違う気が。日本の中である意味、特殊な場所な気がします。そういえば老後に住みたい街、全国ベスト5に入るらしいですね。

松本は高校の多くが私服なのも関係あるかもしれません。僕も高校のころお洒落に目覚めました(笑)。

そんな訳(どんな訳?)で松本は本当に良い街。これからますます発展して欲しい。その中で私たちもファッションを通じて発展に貢献できればと思っています。発展していかないと仕事も増えない!?

次回はもっと突っ込んだ話を!

プロフィール
加藤隆章(かとう・たかあき)
松本市出身。東京在住後、松本に戻り洋服のセレクトショップ「ロネ」「ペルー」2店舗を経営。「ペルー」の店名は神秘の国に対する憧れから。直近の夢は世界一周。趣味はクライミングと子育て。

バックナンバー
  1. ファッションを通してみる松本2007/10/01
  2. 服の買い付け2007/10/15
  3. 服の価値2007/10/31
  4. 未来に向かって2007/11/10

連載記事一覧

最終更新日 2007/11/10
最終更新日 2007/11/14
最終更新日 2007/11/15
最終更新日 2007/11/12

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