更新日 2007/10/09

大好き!!オペレッタ

よいしょ

070908_1306~0001.jpgこんにちは。平林です。

 演出助手の小須田先生は、本当に細かく、丁寧に私達に演技の指導をしてくださいます。例えば歩き出す前。まずはアイコンタクト。お互いの目を見てにっこりと笑顔をつくり、一緒にブレスをしてからスタートするとまさしく息の合った演技ができる・・・という具合。「はいスタート」と言われ、相手の顔も見ずに歩き出してもどうもギクシャクしてうまくいきません。アイコンタクトと笑顔とブレス。これがお互いの心にゆとりを生み、良い演技をする第一歩となるのでしょう。


先日のNHKの朝の番組に小沢征爾さんが出演されていて、19歳の若い指揮者鬼原良尚さんを指導していらっしゃるのが放送されましたが、その時も「ブレス」の事を先生は言われていました。ベートーベンの「運命」の指揮についてでしたが、「ここは短く鋭いブレスで。すーっと息を吸い込むのではなく、スッという感じ。指揮棒の動きでいうと2cm位。」と言いながらご自分でオーケストラを指揮し、ブレスによる曲の表情をの違いを説明していらっしゃいました。「私達『1000人合唱』ではあの指揮を見ながらうたったんだわ~。」ととても懐かしく、自分達は幸せ者だと改めて思いました。

 さて、「こうもり」の練習に話を戻しましょう。私達はスケジュールに組み込まれた練習の他にも、ダンスを中心とした自主練習をしています。腕を組んで回るシーンの時、Iさんから、「お互いに目を見ないで下を向いて踊っているので、背中が丸くなってイヤイヤ踊っているように見える。もっと楽しそうに、見つめ合って。」と言われました。それを聞いたバスのHさん、「そうか、ほめればいいんだ。」音楽がスタート。お互いに目を見てにっこり笑い、ブレスをして「美人だね。」とHさん。「あなたもいい男。」と私。足取りも軽く心もうきうき。「いい感じにできたね~。」と自画自賛。Hさんは日頃から奥様にも「きれいだよ。」を連発しているとか。えらい!!ちなみに隣で踊っていた夫は笑顔の美しいCさんに「きれいだね」の一言がついに言えず、「キャラの違いはいかんともしがたい・・・。」とぼやいておりました。お父さん!ダメじゃん!!でも心の中ではず~っと「きれいだね。」と言っていたそうです。許してやってください。
 
人はほめられれば嬉しくて、もっと素敵になっていくもの。「こうもり」にご来場の折には、合唱団の口元にもオペラグラスをでご注目ください。ダンスを踊りながらお互いに、「よっ!いい男。」「いや~きれいだね。」とよいしょしあっている姿を目撃できるかもしれません。


プロフィール
平林真弓(ひらばやしまゆみ)
松本での合唱歴は「1,000の合唱」から。現在、まつもと市民オペラ合唱団に夫婦で参加(妻はアルト、夫はバスの担当)。松本市出身。


バックナンバー
  1. 日常との戦い2007/10/03
  2. よいしょ2007/10/09
  3. SK松本合唱団2007/10/17
  4. 反省会2007/10/23

連載記事一覧

最終更新日 2007/11/10
最終更新日 2007/11/14
最終更新日 2007/11/15
最終更新日 2007/11/12

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