更新日 2007/10/11

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digital

じゃあ、コンピューターの頭にパーソナルって付くとどうなるのか?

「パーソナル」つまりヒトそれぞれ個人向けという事は、要するに、いろんな要望に対応できる事が、コンピューターに求められるわけです。

すごく基本的な質問ですが、コンピューターって何をするものでしょう?と尋ねられたら、答えに困る人が多いのではないでしょうか。文章を書くもの、写真をあつかうもの、音楽を作るもの聞くもの、映像を編集し、連絡を取り、そしてあれもこれも、もっといろいろ…。

何に使うものかと聞かれた、僕だって答えに困るのですが、「コンピューターが何をしているのか?」と聞かれたら答えは簡単です。これは、「デジタル計算機」です。計算してるだけです、しかも二進数で。

二進数というのは0と1しか使わない数字の記述方法で、コンピューターが扱っているのはこの2つの数字、言い換えれば「ON」と「OFF」の二つの要素だけです。「何か」とそれとはハッキリ違う「別の何か」の二つの要素だけあって、それ以外の中間や不確かなものが無い、それがコンピューターの働いている世界で、その二つの要素の集積を「デジタル」と呼びます。

実は、コンピューターはすごく単純な事しかしていません。この2つの数値の足し算か引き算、それだけです。

例えばかけ算、2×5を計算しろと命令すると、二進数で表した2を5回足します。僕たちが九九を暗唱するように、答えが出てきているわけではありません。そういう面では、あんまり頭よくないんです。

では何が凄いのか、その計算スピードが凄いんです。僕たちの一瞬は、コンピューターにとっては永遠です。その永遠の時間、ずーっと単純計算をしてると思って下さい。その答えが、次々とPCの画面に映し出される画面や音に変換されています。

そしてこの、この世の事象を全て0と1の集積に切り分けて扱うから、つまりデジタル化しているからこそ、PCはいろんな事ができるわけです。音も画像も、寸法の入った図面も遠くからの連絡も、PCの中では全部2つだけしかない、ハッキリ違う「何か」の集積です。

プロフィール
藤本隆行(ふじもと・たかゆき)
1987年、ダムタイプに参加。照明並びにテクニカル・マネージメントを担当。また近年は、ギターリスト内橋和久+UAとのインスタレーション/コンサート「path」や、11月に松本市でも公演する「Refined Colors」、白井剛(発条ト)や川口隆夫(ダムタイプ)等と共に作った最新作「true」で、多様なアーティストで編成されたテクニカルチームを率いて、LED照明デザインを特徴とする作品制作を試みている。

・dumb type: http://dumbtype.com
・path: http://path.ycam.jp
・Refined Colors: http://www.refinedcolors.com
・true: http://www.gr.jp

バックナンバー
  1. PC2007/10/04
  2. digital2007/10/11
  3. communication2007/10/18
  4. unit2007/10/25
  5. development2007/11/01
  6. pure2007/11/08

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最終更新日 2007/11/10
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最終更新日 2007/11/12

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