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   <title>ご縁があったら</title>
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   <published>2007-12-29T05:29:00Z</published>
   <updated>2007-12-29T05:42:05Z</updated>
   
   <summary>河住哲也（かわすみ・てつや）
埼玉県出身。専門学校卒業後、1993年から長野県に移り住む。建設会社に10年勤め、2003年杢好舎を開業。建築全般、庭工事を主に、インテリア、家具、雑貨等も扱う。

・杢好舎: http://www.mokkousya.jp/</summary>
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      <![CDATA[<img alt="" src="http://www.mpac.jp/theaterpark/images/20071229.jpg" width="200" height="150" />先日、こんな事がありました。

古い民家の工事をさせていただいていると、お茶の時に座敷の壁を塗り直してほしいと施主様から言われました。

「前の工事の人、床の間の下がり壁の裏側を塗り忘れていったみたいで、昔から土壁ままなんですよ。そこも塗って下さい」と。]]>
      古い民家には、こういう所が良くあります。

これは決して忘れたわけでも、ましてや手抜きをしたわけでもないんです。

建物を造ることは施主様にとって、一生に１～2回位でしょうか？その工事を依頼されるなんて、工事者からしてみれば偶然みたいなものです。些細な事から生まれた縁も、その方の一生に一度の機会の手伝いができるのですから有難いことです。

その大切な縁を終わらせないために、生活にはほとんど支障の無い箇所をちょっぴり残しておく。わざと仕事を終わらせないんですね。

そうして、「何かあったらいつでも呼んで下さい。縁（仕事）は終わっていませんので」という意味を込めて。

最近は「残工事だ」とか「手抜き工事」なんて言われかねませんが昔は、こんな風に人と人とが繋がっていたんですね。

結局、その壁は塗らないまま工事は終了しました。

自分自身も長野へ来たことや、建築に携わっていることは些細な縁があったからです。芸術館の方々と一緒に舞台をつくり四苦八苦しながら楽しみながら、未知の世界を垣間見られる事はありがたいと思います。

15年も経って、すっかり信州弁の松本人になりました。

日々、仕事の毎日ですが、たまには芸術館で舞台やオペラの鑑賞をしながら、これからも、多くの人との縁を大事にしていこうと思います。

初回から今回までお付き合いくださいましてありがとうございました。
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   <title>いざ、舞台制作本番</title>
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   <published>2007-12-16T15:00:00Z</published>
   <updated>2007-12-17T06:16:32Z</updated>
   
   <summary>河住哲也（かわすみ・てつや）
埼玉県出身。専門学校卒業後、1993年から長野県に移り住む。建設会社に10年勤め、2003年杢好舎を開業。建築全般、庭工事を主に、インテリア、家具、雑貨等も扱う。

・杢好舎: http://www.mokkousya.jp/</summary>
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      <![CDATA[<img alt="" src="http://www.mpac.jp/theaterpark/images/DSC_9912.jpg" width="200" height="133" />いよいよ芸術館内での舞台制作が始まりました。

作業期間は4日間。仕込みに2日、ステージ組み立てに2日間です。

終日作業する大工がまず3人。夕方から応援で作業に加わる大工が数人。それから「何でも部隊」の床暖、解体、塗装屋さん、現場監督。声のかけられる建築仲間をどんどん投入していきます。

昼間の仕事を終えた仕事仲間がぞくぞくと集まってきました。集まった職方、全員舞台制作は初めて。何だか中学校の文化祭のようなムードです。]]>
      壁になるパネルの組み立て、床材の切り出し、天井になる板の仕上げ、制作指導の方と塗装の打ち合わせetc.

いよいよ組み立てという日には大工6人がかりで仕上げていきました。この日から芸術館スタッフ、アルバイトの人も加わり総勢20人近くの人が小ホール内で右往左往。

日頃の真新しい住宅を造るのと違い、時代背景や生活感、使い込んだ風合いを逆に加えていく作業。自分たちの組み立て作業の合間をぬうように、音響、照明、小道具など、多くの人たちの仕事があることは驚きでした。自分たちの知らないところで、この日のために打合せと準備をしている多くの人達の力で舞台が出来上がっていくのはちょっと感動的です。

大きなトラブルもなく（ありえない注文と小さなトラブルは今回は省略）、怒涛のような4日間は終わり、なんとか形になり一安心。この前後1週間、芸術館スタッフの皆さんは、ろくな睡眠もとれず本当に大変だったと思います。

舞台制作の裏側を体験した事で、多分一生縁のなかっただろう舞台を、生まれて初めて観てみたいと思っている自分がいました。

写真：『アルルの女』舞台装置全景（撮影：山田毅）
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   <title>奇跡のライヴ!!!!</title>
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   <published>2007-12-15T08:07:40Z</published>
   <updated>2007-12-15T09:25:52Z</updated>
   
   <summary>山田洋祐 （やまだ・ようすけ）
またの名をyozef(ヨーゼフ)MC･イヴェンター。静岡出身、松本在住。信州大学経済学部3年。幼少時代より親しんだヒップホップ･カルチャーを基盤にフィールドやアンダー･オーヴァーを問わずに様々な方面で活動中。&apos;05年より信州の学生に向け無料情報誌『キャンパス･ブリッジ』を仲間と発刊、&apos;06年よりテレビ松本×信州大学の『信大テレビ』プロジェクトに参画。自称『thinking globally』で『acting locally』なD.I.Y人間。</summary>
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      <![CDATA[<img alt="" src="http://www.mpac.jp/theaterpark/images/with_steph.jpg" width="160" height="240" />さすが師走、忙しないっす…（＾＾；　呑み会に、呑み会や呑み会等とイヴェント尽くし、そして街にはクリスマス・ソング♪そんな季節に、少し早めのプレゼントを頂きました。『奇跡のライヴ!!!!』と銘打たれたそのイヴェントは正しくミラクルでした。このキャッチ・コピー、決して大げさでもなく、脚色されたものではありませんでした…。

ステフ・ポケッツさん…初来信です!!!!!!!!!　長野に来ました!!!!!!!!

ステフ・ポケッツ。この名前に馴染みのない方も、レゲェの父；ボブ・マーレーさんの名前、もしくは曲を一度は耳にしたコトがあると思います。ステフさんはその彼の実の娘さんです。その娘さんがこの度、ジャパン・ツアーで長野にも来るというコトになったのです!!!

その時点で相当コーフンするワケなんですが、さらにアガったのは本人を含め、事務所や関係する方方から許可が下り、当日のイヴェントやライヴの様子から特別に単独インタヴューまでを収めるに成功したのです!!!（※便宜を図ってくださった方々、ホントにありがとうございましたｍ（＿＿）ｍ）

加えて、このステフさん、何がスゲェって一切親の七光りを利用していないのです。活動の場もジャマイカではなく米国のフィラデルフィア。そして土台はもちろんレゲェ（ってかブラック・ミュージックにカルチャー）かもしれないがフィールドはヒップホップ。本人はラップをしている。何より、名前に『マーレー』が入っていないっていう…。笑　ボク自身初めて聴いた時はそんなコト全く知りませんでした。]]>
      そんな中（どんな中?笑）イヴェントはスタートし、会場は満員御礼のパンパン。レペゼン長野、地元のアーティスト達がそれぞれのスタイルでフロアを加熱し、満を持してのステフ登場に現場は沸点を迎え、狂乱（＾＾；　激しく熱かった。

が、ライヴが素晴らしかった点は温度で言うならば熱い、というより温かかったところだと思いました。愛がありましたね。

ボク自身大好きなテンションでした。じんわりと温かく人肌並み。アーティストの体温が伝わる感じ。プロの心技体に感動しました。

そして最後にグッと来たのは、取材でお邪魔した『beats from the underground～地下の鼓動～』の単独インタヴュー時に、番組名を伝えた際、聞き間違え『peace from the underground』とステフが言い、ボクが『それもイイけど笑』と訂正すると『we need both, peace and beats from the underground』と言い、最後にこう加えた『more beats, more peace, no war━PEACE』（※上手く伝えられませんが、このやり取りは1月のＳＵＴＶ内の『beats from the underground』で見れます。環境の許す方は是非チェックして下さい!!）

マジ、センクスって感じです。愛と勇気を頂きました!!!

ベタですが、やはり音楽、アートには国境なく、マジでボーダーレスというコトで（＾＾　様々なヒトや文化が、それぞれを尊重し合い共存できたら…。ほんとステキですね。各々、そんな世界を想像・イメージすることから始めますか? そしてそれができたら各々そのイメージに向かうよう努力すると…。素晴らしいですね＾＾

ボクも頑張ります。『♪imagine all the people～♪』ってな具合に…。笑　今年も残すところ後わずかですが、前回の話ではないですが皆様が『良い空気で』新年を迎えられますよう☆

━ONE LUV!! あたたかい写真を添付します。 PEACE!!!
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   <title>開幕！</title>
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   <published>2007-12-04T01:53:36Z</published>
   <updated>2007-12-04T02:05:32Z</updated>
   
   <summary>太田緑ロランス（おおた・みどり・ろらんす）
早稲田大学在学中よりモデルおよび演劇活動開始。映像、舞台、雑誌などさまざまなジャンルで活動中。主な出演作品は、舞台に岩松了3本連続公演「センター街」（演出／倉持裕）、ペンギンプルペイルパイルス#8「246番地の雰囲気」（作・演出／倉持裕）、新国立劇場「ピルグリム」（作・演出／鴻上尚史）、「城」（構成・演出／松本修）、映画にPFF観客賞作品「偶然の続き」（遠藤尚太郎監督）ヒロイン、「夜のピクニック」（長澤雅彦監督）など。</summary>
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      <![CDATA[<img alt="" src="http://www.mpac.jp/theaterpark/images/20071204.jpg" width="200" height="131" />開幕しました！

23日、ついに「失踪者」東京公演初日の幕が開きました。初日が終わってこんなにホッとしたのは、初めてです。「ほんとにやれた」という感じ。勿論、そのために稽古してきたのですが、なにせ着替えや転換や芝居の段取りが膨大で。。。

本番前の総リハーサルでは、早着替えが間に合わず出遅れるは、衣裳を踏んで蹴つまずくは、足を踏み外して奈落に落ちる役者さんを目撃するは（大した怪我はありませんでしたが、舞台上の人が突然視界から消えた時にはホントに背筋が凍りました）、楽しくないハプニングが続出だったのです。とにかく誰も怪我をせず無事に終わったことに安心。初日乾杯でビールを掲げた時には、演出の松本さん初め皆さんの表情がしばらく振りにいい笑顔でした。]]>
      私はこの企画には昨年の7月のオーディションワークショップから参加させてもらっています。

オーディションのために小説としてではなく、舞台化する原作本として改めて「失踪者」を読み返したときに、「この役がやりたいな」と思った人物を幸運なことに今演じています。

「この人はこういう人」と描いていたイメージは、実際に私という役者が演じる制約の中で広がったり削られたりして、小説に書かれた動作は私の身体の生理と折り合いをつけて立体化してきました。この作業に、普通の稽古の何倍も時間（稽古時間というよりは、演じる役がいつも頭のどこかにある期間）を使えたのは有り難いことでした。

とはいえ、実際の舞台での稽古に入ってから気づくことも沢山あります。衣裳をつけてメイクをした相手役は稽古着にすっぴんの時とはまるで違う顔ですし、「ここはがらんとした空間で、深夜で、薄暗くて、、、」などと稽古場で自分の中で意識しなくてはいけなかったことも、実際のセットの上に明かりが入ると自然とそのように感じられます。自分の衣裳にもかなり背中を押してもらい、稽古場よりもなんだかのびのび芝居ができる気がしています。

松本公演まで、あと2週間。本番中も稽古をしたり、段取りが替わったりしていくので、まつもと市民芸術館での上演の頃にはよりまとまった芝居になっているはず。本当になかなか他では観られない作品だと思います（私はウソはつきません＜笑＞）。

20人の役者とスタッフが舞台空間をフル稼働して、お話を転がし続ける、名付けて「カフカマラソン」。是非是非、カフカの新しい魅力を発見しに、舞台の可能性を目撃しに芸術館に足をお運び下さいませ。「失踪者」は12月13日19時開演です！松本の皆様とお会いできることを楽しみにしております。

なんだか堅苦しい文章にお付き合い頂きありがとうございました。最後まで読んで頂いたことに感謝です。

それでは、皆様劇場で！

写真：「失踪者」舞台写真（撮影：宮内勝）
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   <title>ありえない注文</title>
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   <published>2007-11-28T15:00:00Z</published>
   <updated>2007-11-29T05:41:05Z</updated>
   
   <summary>河住哲也（かわすみ・てつや）
埼玉県出身。専門学校卒業後、1993年から長野県に移り住む。建設会社に10年勤め、2003年杢好舎を開業。建築全般、庭工事を主に、インテリア、家具、雑貨等も扱う。

・杢好舎: http://www.mokkousya.jp/</summary>
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      <![CDATA[<img alt="" src="http://www.mpac.jp/theaterpark/images/20071129.jpg" width="200" height="133" />それから数日後。

「また造ってもらいたいものがあるんですけど」
「はい」
「荷車って造れますか？」
「は？」

昭和47年生まれの自分はリアカーくらいなら見たことはあるが、荷車となると時代劇かアルプスの少女のヤギが引いている物くらいしか頭に浮かばない。ましてや、車輪や車軸など分からない事だらけで、暖炉をつくることより難しかった。

それでも何とか形にして、稽古で使っているところを見ていると、舞台の内容や時代背景が なんとなく分かってくる。]]>
      しばらくして。

「また、お願いがあるんですけれど…」
「はぁ」この頃になると内心、少々呆れてくる。
「舟って造れますか？」
「……それは建築屋の造るものではありません」

意地悪ではなく、本当にそう思いました。
「何とかならないですかね？」
「…ちょっと時間をください」

正直、これは困りました。
この電話を受けた後、しばらく頭の中は舟の事でいっぱい。

浅間の大工棟梁の所で
「親方。舟って造れる？」
「なにー！」と怖い顔で睨まれる。
「そんなもん、美鈴湖行って拾って来い！」
「……」

Goodアイデアでした。

すぐに美鈴湖の貸しボート場へ行き、古くて処分するような舟を管理者の方に譲っていただき、舟をGet。

普段の仕事の合間、こんな難問に振りまわされながら、いよいよ芸術館での舞台制作がスタートします。

住宅専門の職人たちは戸惑いの中、初の舞台セットを造っていくのですが…。

写真：『アルルの女』の劇中に登場した“舟”（舞台上の左側。逆さまになっている）
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   <title>GOOD PRACTICE☆（余波）</title>
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   <published>2007-11-28T08:43:39Z</published>
   <updated>2007-11-28T08:51:43Z</updated>
   
   <summary>山田洋祐 （やまだ・ようすけ）
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      <![CDATA[<img alt="" src="http://www.mpac.jp/theaterpark/images/cab_tv.gif" width="188" height="150" />前編と後編で終わりにしようと思っていた『GOOD PRACTICE』。信大テレビ関係のお話しだったのですが、書いてみて、そして振り返ってみて、テレビ･ネタから派生したエピソードが『まだあるわ』と思い余波という形で続けさせて頂きます。]]>
      まず、前回の写真についてなのですが。よーくみると奥にいるのがボクで、手前や横の方にスーツを着た方々がいます。アレは今月からSUTVで始まった『HEAD STARTER～マイコミが提供する一歩先の就職活動』という番組の初の収録時の顔合わせの様子です。

このコトを取り上げたかった理由は、今までCABではあったのですがSUTVの関係で企業さんと絡むのは初めての試みでして、何かと衝撃の多い体験だったからです。当日は12･3名ほどのビジネスピーポーとのやりとりがありました。それだけでも新鮮でした。

気持がピリッとしましたね、さすがに。始まりの挨拶から、終わりの挨拶まで。仲間ウチでの作業にはない緊張感でした。その後の反省会や打ち合わせでは、社会で戦っている人たちの凄みに触れました。身をもって勉強させていただきました。感謝です!!

最近、自分のやっている仕事に誇りと覚悟を持っている人と出会うコトが多いです。中学生や高校の時に見ていた『おとな』像とは違った風に見えている、ココ数年です。自由と責任のバランスを取りながら
カッコよく生きているヒトにはやはり刺激されます。

どこだかのアンケートに『現代のサラリーマンが輝いてみえない、憧れようがない』という回答が多くて話題を呼んだのを思い出しました。

確かにビッと気合の入ったロール･モデルが身近にいないとそんな気持になってしまうのも理解できます。コレも見方と見るところにもよりますが。

ボクが今の30代～40代の人たちの立場になった時、自分は10代～20代、ユースたちの目にはどう映る人間になっているのだろうか。やはりオレが見てきた先輩達のようにカッコよくありたいと思います。バランスを取りながら。

余波でした。
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   <title>ついに！</title>
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   <published>2007-11-26T15:00:00Z</published>
   <updated>2007-11-26T15:15:04Z</updated>
   
   <summary>太田緑ロランス（おおた・みどり・ろらんす）
早稲田大学在学中よりモデルおよび演劇活動開始。映像、舞台、雑誌などさまざまなジャンルで活動中。主な出演作品は、舞台に岩松了3本連続公演「センター街」（演出／倉持裕）、ペンギンプルペイルパイルス#8「246番地の雰囲気」（作・演出／倉持裕）、新国立劇場「ピルグリム」（作・演出／鴻上尚史）、「城」（構成・演出／松本修）、映画にPFF観客賞作品「偶然の続き」（遠藤尚太郎監督）ヒロイン、「夜のピクニック」（長澤雅彦監督）など。</summary>
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      <![CDATA[<img alt="" src="http://www.mpac.jp/theaterpark/images/kafka_1122_0107.jpg" width="200" height="133" />ついについに、「失踪者」東京公演の初日が明後日に迫ってきました。「もう来たか」と焦ったり「やっときたか」と思ったり、感覚がよくわからないまま、怒濤の舞台稽古をここ数日行っています。（松本公演にはないのですが）東京公演で組んでいるセットには奈落（舞台面の下に人が潜れる空間があって、そこから舞台に出たり引っ込んだりします）があるので、ここ数日「奈落暮らし」です。

]]>
      というのは、楽屋にいちいち戻って着替えていては出番に間に合わないということで、奈落の薄暗い空間に出演者20人分の簡易楽屋があるのです。ただ一つ問題なのは、天井の高さが約160cm弱であること。身長170cm強の私は、アウストラロピテクス並みに前屈みに過ごしていますが、しょっちゅう新人類になろうとして頭をぶつけています。頭を打つと、一回につき脳細胞ってどのくらい死んでしまうんでしたっけ？あ、知ると凹みそうですね。。。そろそろ学習したいと思います。

そうそう、作品の中身のことを書かなくちゃ。今日の夜、初めて「失踪者」を劇場で通してみました。本物のセットや衣裳、照明のおかげもあって、それぞれのシーンが成立してくる手応えのようなものを感じました。私は、とある豪邸のお嬢様を演じているのですが、「自分の家にいる」感覚をいつもより強く意識できたり。衣裳（オートクチュールですごくゴージャスなんです）から、自信をもらったり。

「失踪者」の主人公カールは、両親の手によって新大陸アメリカに追いやられます。そこで出会う人に身分や立場を保証され、生活の場を与えられるのですが、ちょっとした誤解や言葉の齟齬から、それらは次々に奪われてしまいます。正義を貫くことを信条としてきたカールは正義とは尺度の違う「ルール」に歯向かい、結局は「ルール」に屈してしまう。切ないです。でも虚勢を張って踏ん張っているカールが実は隙だらけで同時に可笑しかったり。。。
　
今回の構成ではカールを、性別も見た目も全く違う5人の俳優が演じています。カールの孤独と不安を、リレーのバトンのようにつないでいく様はなかなか見応えがあるんじゃないかと思います。カールがどこでチェンジするかも見所です。

まつもと市民芸術館での公演も3週間後に近づいてきました。是非是非足をお運び下さいね。それでは今日はこの辺で！初日に向けて、よく眠らなくっちゃ！

写真：「失踪者」舞台稽古より
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   <title>モノの居場所</title>
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   <published>2007-11-25T15:00:00Z</published>
   <updated>2007-11-25T15:10:45Z</updated>
   
   <summary>滝澤充恵（たきざわ・みつえ）
東京出身。武蔵野美術大学卒業。縁あって長野県人となり、ギャラリー経営に参加する。2000年独立し、クラフトギャラリー「ギャルリ灰月」を立ち上げ2001年松本に開業する。「暮らしの道具」をテーマに、陶・木・ガラス・染織・金属など、さまざまな素材の作家作品を販売している。月に2回のペースで企画展も開催している。</summary>
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   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.mpac.jp/theaterpark/">
      <![CDATA[<img alt="" src="http://www.mpac.jp/theaterpark/images/DSC_0026.jpg" width="161" height="198" />灰月のテーマの一つに「暮らしの道具」という言葉があります。もう少し付け加えて言うならば、「暮らしをより楽しむための小道具」という事でしょうか。]]>
      何か道具がなければ楽しめないのかと言われそうですが、もちろん小道具等なくとも日々の暮らしを心豊かにしてくれる出来事はたくさんあります。お天気の良い日はそれだけで気持ちが明るくなりますし、雨音も静かに耳を傾ければ心地良く響く日もあります。特にここ信州に暮らす私たちは、美しい自然が日々変化してゆくのを見ているだけで、充分豊かに暮らしているといえるでしょう。

しかしそれだけではなく、人の手が作り出す世界に触れる事で呼び起こされる感覚も、大切なのではないかと思うのです。

灰月には、様々な素材の日常の器がたくさんあります。なかには作家の指跡が残る器もあり、手仕事の過程を窺い知る事が出来ます。また、手織りの絹のショールに触れると、一枚の布になる迄の長い時間を思わざるをえません。どのような行程を辿って今ここに届けられたのか、丁寧な仕事を見れば、自ずと扱う手も優しくなります。

器の他に、灰月には彫刻作品や版画、絵画なども飾っています。それらは暮らしを楽しむためのもう一つの道具として、あったらいいな、と思うからです。洋服や靴を選ぶように、日々手にする器に目を向けてほしいと思うのと同時に、彫刻や絵画ももっと近しいものであってほしいと、私自身が思うからです。

たとえば手に触れるものは、肌触りやサイズ等、解りやすい感覚だと思いますが、音楽を聴く、本を読む、絵画を見るなどの行為は、とても個人的な感情を呼び起こすものだと思うのです。同じ音楽を聴いても、人によってその音楽とともに持っている背景が違えば、笑う人もいれば泣く人もいる。それと同じように一枚の絵画や彫刻作品を見て、思い起こされる感覚は人によって様々です。そして時に、その感覚はその人自身でも説明がしにくいものであったりもします。

さらにその人にとって、それがとても大切な感覚であったなら、それを手元に置きたいと思うのではないでしょうか。予期せぬ感情と共に出会えたものは、それが何であれとても大事にするのではないでしょうか。それは日々の暮らしの中で、いつでもその人をその瞬間に運んでくれる大切な「小道具」となってくれる事でしょう。

彫刻や絵画、あるいは小さな器でも、作り手の仕事の痕跡や感情に思いを馳せながら暮らす時間。そしてそれがやがては愛着となって、家という空間にもその人の心にも、なくてはならないものになってくる。さらに言えば、たとえ道端に落ちていたガラスの欠片一つでも、その人にとって大切な瞬間と結びついたモノであるならば、それは何よりも輝いて見える。

どんな小さなモノでも、きちんとその居場所がある。

そんな関係がいいなと思っているのです。

そんな風にモノと向き合って暮らしてゆけたらいいなと、いつも私自身願いながら、日々「小道具」を見つめ続けています。
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   <title>GOOD PRACTICE☆（後編)</title>
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   <published>2007-11-25T08:42:02Z</published>
   <updated>2007-11-25T09:01:15Z</updated>
   
   <summary>山田洋祐 （やまだ・ようすけ）
またの名をyozef(ヨーゼフ)MC･イヴェンター。静岡出身、松本在住。信州大学経済学部3年。幼少時代より親しんだヒップホップ･カルチャーを基盤にフィールドやアンダー･オーヴァーを問わずに様々な方面で活動中。&apos;05年より信州の学生に向け無料情報誌『キャンパス･ブリッジ』を仲間と発刊、&apos;06年よりテレビ松本×信州大学の『信大テレビ』プロジェクトに参画。自称『thinking globally』で『acting locally』なD.I.Y人間。</summary>
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      <![CDATA[<img alt="" src="http://www.mpac.jp/theaterpark/images/head_starters1.jpg" width="200" height="133" />“いつだって絶えぬ感謝　刺激与え続ける仲間　経験踏んだ先輩方　カタチの無い愛や厳しさに支えられ敬意を表明　音を通して生んだ共鳴”

文字に起こしてしまうとドコか間の抜けた感じになってしまうのですが、コレがぼくが16歳（高校2年生）の時に日本・静岡でラップし始めた時、初期のリリック（詩)です。今でももたまに口走ります。

何故ココで？信大テレビ関係の話ではないのか？って感じだと思います、が…]]>
      もちろんこのリリックを冒頭で引用したのにはちゃんと意味があります。プロフィール中にも『フィールドやアンダー/オーヴァーを問わず…活動中』とありますように、枠やカテゴリーは設けるコトなく、自分の肥やしになるのならば、ドコででもなんでもヤリます、ラップや音楽以外も。

結果、近頃では共鳴を生むきっかけは広がりを見せ、音に限られたモノではなくなってきました。…と勝手に思っています。苦笑　共鳴したかどうかを100％確かめる方法はありませんが、そこらへんはヴァイブス（波長）です♪極度のポジティヴ思考です。笑

そこで、信大テレビの話なんですが、前編でも書いた通り、基本的に企画・立案に営業から製作までと、大体ほとんどをこなすワケなのです。が、もちろんズブの素人からのスタートなので、何もかもが、どの工程・プロセスも例えようのないのほどの新鮮味と課題を含んだモノでした。
 
学生の製作チームには3団体ありまして、それぞれが良い意味でライヴァルとし意識しあい、日々切磋琢磨しております。各団体共にこの1年を経て番組の質も向上しつつあると、プロの方々から嬉しい評価を頂き始めました。

加えてとても感激するのが、企画や製作を通して協力を頂き関わった様々な人たちがそれぞれの表現で必ず反応を下さるということです。アクションを起こせばリアクションは必ずあるということを肌で感じられる毎日に感謝しています。中でも手厳しい指摘には熱くさせられます。愛情や真剣さの裏返しなのかな、と思っています。正しく“カタチの無い愛や厳しさ”ですね。

昔からボクは周りにいるヒトたちに恵まれていたと思います。上のリリックにもあるとおり、“刺激与え続ける仲間”から、諭してくれる“経験踏んだ先輩方”が常に身近にいてくれました。

『リリックを引用したのにはちゃんと意味があります。』などと大げさに書いてしまいましたが（＾＾；　よく考えてみると今の気持ちを一番表現できる自分のコトバが、8年も前に書いたリリックだったからかもしれません。そして思い込みかもしれないんですが、“共鳴”して下さる方が増えている様な気がします。感謝です。

第一回目で『初心忘れべからず』っぽいコトを書いただけに、この状況はボクにとって支えになります。昔から叩き上げスタイルでスキルを磨いて来た先輩達に囲まれていたボクは、やはり彼らの歳になり叩き上げスタイルの現場主義に強く惹かれている。

そんなボクにとってキャブや信大テレビは、もちろん共通点はあるが、音楽やHIP HOPとは角度の違う『現場』と『仲間』と『先輩』と『厳しさ』と『共鳴』をくれる。ありがたいばかりです。色々な角度から、そして要素を含んで、叩き上げてくれる現場はボクの人生にとって『GOOD PRACTICE』です。
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   <title>見つめ続けること</title>
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   <published>2007-11-18T23:30:00Z</published>
   <updated>2007-11-19T01:23:18Z</updated>
   
   <summary>滝澤充恵（たきざわ・みつえ）
東京出身。武蔵野美術大学卒業。縁あって長野県人となり、ギャラリー経営に参加する。2000年独立し、クラフトギャラリー「ギャルリ灰月」を立ち上げ2001年松本に開業する。「暮らしの道具」をテーマに、陶・木・ガラス・染織・金属など、さまざまな素材の作家作品を販売している。月に2回のペースで企画展も開催している。</summary>
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      <![CDATA[<img alt="" src="http://www.mpac.jp/theaterpark/images/061113_1229~0001.jpg" width="150" height="200" />仕事柄、多くの作り手達の工房やご自宅をお訪ねする機会が度々あります。

北海道から沖縄まで、お付き合いの作家さんは全国にいらっしゃいます。

素材も様々、住む場所も違えば、工房の環境もそれぞれ違ってきます。工房をお訪ねする理由は、もちろん仕事の依頼と共に、作り手が何を見てどのように感じ、どう暮らしているのか、作品の裏側を知りたいという仕事上の好奇心なのですが、もう一つ、一人のファンとしてその暮らしぶりを覗いてみたいと言う単純な興味からくるものもあります。]]>
      工房と言う生活の場所とは違う空間を必要とする作家の皆さんは、田舎の自然環境の良い場所に暮らしている場合が多く、はじめて見る景色も訪問の楽しみの一つです。

お訪ねすると、敷地内にある仕事場へ行く前にリビングに通されます。ご家族がいる場合は、団欒の様子が伝わってきて、微笑ましくなります。テーブルの上に置かれた、ご自身の作品以外の器やグラス、他暮らしの道具等、次から次へ興味は尽きません。本棚や飾り棚などにいろいろなものが飾られていて、ついじっと見つめてしまうのですが、あまりジロジロ見ては失礼と思い直して、好奇心を抑えます。それでも、さりげなく置かれた小物に作家の意外な一面を見つけたり、並んでいる数々の本から共通の好みを見つけたりと、楽しい発見がありワクワクします。

そんな事を話題にしながら一時お茶を頂いた後、工房へ案内していただきます。

工房は、家族の共通の場所としてのリビングと違い、作家自身の考えが顕著に投影されます。壁に貼られた写真や小さなメモ、注文の紙、仕事をしながら聞くCD等々、空気が凝縮されたように感じます。

整理して置かれた大小の道具は、目をつぶっても解るくらい手順良く動いて行くだろう事を窺わせ、たくさんの試作品は、いろいろな方向へ揺れ動いた、それまでの仕事の軌跡が見えてきます。何を表現したかったのか、どんな事を考えてこれを試作したのか、様々な事が頭を巡ります。とっさには言葉が出てきませんが、ここで黙々と手を動かしている姿を想像して、少しずつ変化して今がある事を知り、また新しい変化を見せてくれるだろう期待が湧き、次に作品が届くのが楽しみになります。

時間にすると短い訪問ですが、とても大切なものを分けて頂いたかのように、有り難い気持ちで興奮します。

訪問によって、普段のお付き合いの中では見る事が出来ない、家族やあるいは一人で過ごす時間の別の顔を知る事は、あらためてその作家に親しみを覚えると同時に、この先、この作り手がどのように変化してゆくのか、それを見続けたいという私自身の気持ちが固まる瞬間でもあります。

その作家の作品が好きという事は、その作り手をずっと見つめ続けるという事。

そしてまた、私自身も彼等に見られている事を忘れないでいなければならないという事なのです。
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   <title>やってみるか！</title>
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   <published>2007-11-14T15:00:00Z</published>
   <updated>2007-11-28T08:41:09Z</updated>
   
   <summary>河住哲也（かわすみ・てつや）
埼玉県出身。専門学校卒業後、1993年から長野県に移り住む。建設会社に10年勤め、2003年杢好舎を開業。建築全般、庭工事を主に、インテリア、家具、雑貨等も扱う。

・杢好舎: http://www.mokkousya.jp/</summary>
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         <category term="建築屋さんのひとり言" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
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      <![CDATA[<img alt="" src="http://www.mpac.jp/theaterpark/images/071114_001.jpg" width="160" height="241" />はじめまして。この度、シアターパークに投稿させていただく事になりました。有限会社杢好舎の河住です。これからしばらくの間、どうぞ宜しくお願い致します。

ある日、長野へ来て以来お世話になっている方から「一緒に市民芸術館へ行ってほしい」というお誘いがありました。仔細の分からぬまま、芸術館に初めて足を踏み入れました。主ホールの裏側では黒づくめの人達が忙しそうに作業をしていて、まずホールの大きさと天井の高さに驚きました。

本業が建築屋の自分には何かすごく場違いな所に連れてこられたような気がしていると、舞台のチラシ、数枚のスケッチ、図面らしきものを手渡され、話を始める市民芸術館制作担当Ma氏。全身、黒づくめの姿に腰袋とセッタ履き、舞台大道具スタッフのMu氏。]]>
      アルルの女？プロバンス地方？串田和美監督？まじめな顔をしながらも、内心何を言っているのか意味が分からず、ニッコリ相づちを打ちながら打合せが終了。互いにミョーに作り笑顔で“宜しくお願いします”と元気良く別れた。これが芸術館で仕事をさせていただく事になった最初の日の出来事です。

その後、仕事仲間の職人達と“アルルの女”っていう組曲があるらしいとか？“プロバンス”って南仏の田舎らしいとか？…少しずつ話が見えてくる。

数日後、Mu氏から電話で「稽古が始まるので見に来てほしい」とのこと。夕方、芸術館へ行くと数人の役者達が稽古をしている。稽古を見た後、コーヒーを飲んだり煙草を吸いながら和やかな雰囲気で大道具スタッフと軽く打合せ、という運びに…。

しかしこの頃から、だんだん不安になる。どうも“自分がやる”前提で話が進んでいる。Mu氏が写真をみせながら

「お願いがあるんですが…」
「はい」
「暖炉って造ってもらえますか？」
「はいっ？」

［解説］ここで言う“暖炉”とは、芝居の途中（転換という）にスタッフ2人程度で移動でき、もちろん火は使わない。あくまでも芝居の中での小道具。一方、建築で“暖炉”と言えばレンガで造る固定物で、とても2人で移動できる物ではありません。

…ありえない注文です。

業者に頼むわけにもいかず、自分でつくるしかない。南仏の田舎の写真を見てイメージを膨らませ、現場にあるスタイロフォームを切り、コーキングで貼り合わせ軽量モルタルを塗りつけて仕上げてみた。

東京から舞台の演出家が来て、試作品を見てくれるとのこと。試作を軽トラックに乗せて駄目もとで芸術館へ。おそるおそる。

結果、とても気に入っていただき、舞台の大道具の仕事、「よし、いける」とは思わないものの、「いけるのかな」くらいの手ごたえを感じ、今回の舞台セット造りを“やってみるか”という気になりました。

でも、“ありえない注文”はこの後どんどん続くことになるのです。

写真：『アルルの女』の劇中に登場した“暖炉”
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   <title>GOOD PRACTICE☆（前編）</title>
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   <published>2007-11-14T09:38:36Z</published>
   <updated>2007-11-14T09:52:39Z</updated>
   
   <summary>山田洋祐 （やまだ・ようすけ）
またの名をyozef(ヨーゼフ)MC･イヴェンター。静岡出身、松本在住。信州大学経済学部3年。幼少時代より親しんだヒップホップ･カルチャーを基盤にフィールドやアンダー･オーヴァーを問わずに様々な方面で活動中。&apos;05年より信州の学生に向け無料情報誌『キャンパス･ブリッジ』を仲間と発刊、&apos;06年よりテレビ松本×信州大学の『信大テレビ』プロジェクトに参画。自称『thinking globally』で『acting locally』なD.I.Y人間。</summary>
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      <![CDATA[<img alt="" src="http://www.mpac.jp/theaterpark/images/sutv0709%2B018.jpg" width="200" height="133" />山田“ゼフィ”洋祐です!!シアター・パーク内のブログ2回目です、よろしくお願いします!!

一発目はいかがでしたでしょうか？早速、思わぬところから第1回目の反響が返ってきたりして、ビックリしているところです。

それにしても1週間は早いですねェェェ、マジで（＾＾；　アレこれやっていれば『あっ』という間に時間は過ぎていきます。そして締め切りに追われる毎日です…、『CAB』に『信大テレビ』、そこに加え『シアター・パーク』です（＾＾；　やべぇ、ただでさえ時間の使い方やスケジュール管理が下手なのに…。最近の主な課題の一つです、『管理』。まだまだまだまだなんで。苦笑

『time flies when you're havin' fun』とも言いますし、すべて好きだからやっていて、好きなコトができる状況や環境にあること自体贅沢なワケでして、『好きは事の上手なれ』という話もあるので、日々精進です。まさに24365!!]]>
      そんなこんなで、1回目を経て内容へのリクエストがあったので、そこら辺に言及してみたいと思います☆市内を駆け回っています路線バスのボディーの広告でお馴染みの『信州大学テレビ』について少し。

おかげさまで、ちょうど去る10月の1日で無事1周年を迎えることのできた『信州大学テレビ』（以下SUTV）ですが、『実際なにやってるの、信大テレビって？』といった感じの方々が大半だと思います。

次のような意図で立ち上がりました：信州大学ＴＶ（SUTV）は、市民の皆様の生涯教育や企業団体の皆様への研究情報の提供など、地域社会への貢献と、学生のメディア・リテラシー教育の向上を目的とした、日本初の大学専用テレビチャンネルです。（信大公式HPより抜粋）

さすがに正式な文面は堅めですが、上のとおりです。ボク自身が説明する時は『コミュニティー×テレビ松本×信州大学×学生のプロジェクトです。』と言っています。ホント各方面・フィールドの方々の協力の下、成り立っていまして、更なる発展や広がりを期待できるステキな取り組みだと感じています。松本が、信州が今にも増してステキな土地となり、盛り上がるのに少しでも貢献できたら最高です。

タイトルの部分の『GOOD PRACTICE』というのは文部科学省が進めている大学教育改革のキーワードとなっている、特色GPや現代GPの『GP』で、『良い取り組み』という意味があるそうです。

その面でも高い評価を受けたという『信大テレビ』プロジェクト、日本初が故の課題はもちろんあるにしてもそこら辺はこれからの『PRACTICE＝練習・訓練』次第ということで♪がんばります!! 

なかなか具体的なトコロには触れられませんでしたが、タイトルにもありますように今回は前編ということで、来週にはもう少し突っ込めたらなと思います。それではまた来週。

RESPECT!! ONE LUV!! PEACE!! OUT!!!
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   <title>音のない風景</title>
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   <published>2007-11-11T15:00:00Z</published>
   <updated>2007-11-11T15:04:47Z</updated>
   
   <summary>滝澤充恵（たきざわ・みつえ）
東京出身。武蔵野美術大学卒業。縁あって長野県人となり、ギャラリー経営に参加する。2000年独立し、クラフトギャラリー「ギャルリ灰月」を立ち上げ2001年松本に開業する。「暮らしの道具」をテーマに、陶・木・ガラス・染織・金属など、さまざまな素材の作家作品を販売している。月に2回のペースで企画展も開催している。</summary>
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      <![CDATA[<img alt="" src="http://www.mpac.jp/theaterpark/images/DSC_0012_1.jpg" width="200" height="133" />灰月は通り沿いの2階にあります。北向きの大きなガラス窓から、陽のあたる反対側の通りがよく見えます。ドアを閉めていると、車の音も聞こえず静かな空間です。お客様が途切れて緊張が緩んだ瞬間、ふと窓の向こう側に目をやると、静かな街の風景が見えてきます。

お客様に丁寧に頭を下げて見送るお店の人、その脇を自転車で走り抜けてゆく人、不思議なファッションの人や犬の散歩をする人等々。信号が変わるたびに動いたり止まったりを繰り返す車の列も重なって、音のない風景はリズムよく過ぎてゆきます。]]>
      こうした街をしばらく眺めていると、全体がまるでひとつの速度で動いているように見えてきます。各々動くスピードは違うはずなのに、不思議に静かな一体感があります。街のリズム、とでも呼べるものでしょうか。考えてみると、歩道を歩く、自転車で走る等の日常的なスピードに極端な違いはなく、特に音が聞こえてこない風景では、ゆったりと全体がまとまって見えるようです。

その街が持つ空気やリズムと言ったものは、一日をそこで過ごす者にとってはとても大切な感覚です。街と人も相性が良いに越した事はありません。どういう訳か、学生時代の私は自分が将来暮らしたい街のイメージがはっきりとありました。それは「中心に大きな公園や、お城かお寺があって、近くに川が流れている静かな街」というものでした。

なぜそういう具体的なイメージを持ったのか、理由はもう覚えていないのですが、不思議にも現在の私の暮らしにぴったりと重なっているです。

その条件を強く求めてたどり着いた訳ではなく、様々な理由によってこの松本へやってきたのですが。まあ、主要都市はたいてい寺町か城下町で、日本は川も多いですからどこに行っても似たような環境だったかも知れません。それにしても巡り合わせというものでしょうか、自分でも長い事忘れていた事が現実になっている事に驚きます。
　
そんな訳でここは、私にとっては理想の街という事になります。まだまだ知らない景色はたくさんありますが、仕事の手を休めて見る街のリズムは、疲れた気持ちを心地良く再生してくれます。生まれた土地を離れて松本で暮らすようになった私は、この「音のない風景」を眺めながら、日々街への愛着を深めていったように思います。
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   <title>未来に向かって</title>
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   <published>2007-11-10T02:20:25Z</published>
   <updated>2007-11-11T11:19:55Z</updated>
   
   <summary>加藤隆章（かとう・たかあき）
松本市出身。東京在住後、松本に戻り洋服のセレクトショップ「ロネ」「ペルー」2店舗を経営。「ペルー」の店名は神秘の国に対する憧れから。直近の夢は世界一周。趣味はクライミングと子育て。</summary>
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         <category term="ファッションを楽しもう" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   <category term="212" label="http://www.mpac.jp/theaterpark/images/%E5%8A%A0%E8%97%A4last%20pic" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.mpac.jp/theaterpark/">
      未来のファッションはどうなるのだろうか。

地球温暖化が進行するのは間違いなく、オゾン層の破壊に伴う紫外線増加問題も忘れてはならない。温暖化が進んだらどんどん薄着になって、冬でもＴシャツ、なんてことになるんだろうか。そしたら服も売れなくなって大変！なんて困りますね（笑）そんな訳ないですが…。
      <![CDATA[<img alt="" src="http://www.mpac.jp/theaterpark/images/%E5%8A%A0%E8%97%A4last%20pic" width="200" />これからのキーワードは間違いなく「エコロジー」だと思います。大量生産、大量消費、次から次へと捨てられていく服。もうそろそろ考え直さないと、人間の未来は明るくない。地球環境に優しい物作りへの取り組みも一部で始まっていますが、まだまだ少ないファッション業界。

残念ながら、日本のファッションはあまりにも商業主義に偏っている今。好きなミュージシャンやモデルが着ている服に憧れることは、人間誰しも自然なことですが、「売るために若者に人気の雑誌に掲載する、人気モデルに着てもらう」的手法は、残念ながら今やあたり前。

最近では「セレブファッション」「ラグジュアリー」なんて言葉が飛び交って、なんだかゴージャスな素材を使った服や、必要以上に高級な服が売れていると言われる世の中ですが、そもそも本当のラグジュアリーとは、人間の精神世界にあるもの。ファッションやスタイルではなく、思いやりや人を愛する気持ちを大切にしながら、自分の人生を精一杯生きる。それこそが本当のラグジュアリーだと思うのです。

だから「自由に自分の着たい服」を着ればいいのです。まわりや雑誌に踊らされることなく。

本当に魅力的な人は、顔や服にも人柄がにじみ出ているもの。自分に似合う物も知っているし、さり気なく新しいものやおもしろい物も取り入れられる。そう考えると「お洒落」とは服ではなく人間性なんですね。

服はブランドで選ぶのではなく、自分の感性で選べばいい。その感性の積み重ねが、人間性の成長には必要なのです。人間が未来の世界で発展、成長していくために欠かせないものは間違いなく「創造力」。日常の中で、身近な中で、あと少しだけ「創造性」を大切にできる世の中だったらもっと楽しいに違いない。

だから僕たちは「クリエーション=創造性、創造力」を感じることのできる服を可能な限り提案してきたい。新しい服もリサイクルされた服も。

そしてこれからは「大人」がファッションを楽しむ時代です。まだまだ日本でのファッションは若者のもの…的な雰囲気ですが、フランス人なんかを見ると実際、若者より大人のほうがはるかにお洒落です。

個人的に思うことですが、ファッション的な考え方として日本人に足りないというか苦手なのは、女性の場合「セクシーであること」。男性の場合は「遊び心とユーモア」ではないかと思うのです。セクシーな服は悪いかのような考え方のある日本。女性がセクシーで悪いことはひとつもない。女性は美しいものなのだから。特に年を重ねてからの女性にセクシーであって欲しい。

そして男はユーモア溢れるおじさんになりたい。もちろんファッションも。そんな人生絶対楽しい！「ファッション」って素晴らしいものです。

末筆ながら4回にわたり、私なりに思うことを並び立てて書かせていただきました。それぞれの「ファッション！」楽しんでくださいね～。

写真：2月にオープンした新しいショップ「ペルー」のロゴデザイン。美術家の「さとうかよ」さんの作品。伊勢町にありますのでぜひ見てください。]]>
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   <title>あわあわ</title>
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   <published>2007-11-08T15:00:00Z</published>
   <updated>2007-11-08T15:26:20Z</updated>
   
   <summary>太田緑ロランス（おおた・みどり・ろらんす）
早稲田大学在学中よりモデルおよび演劇活動開始。映像、舞台、雑誌などさまざまなジャンルで活動中。主な出演作品は、舞台に岩松了3本連続公演「センター街」（演出／倉持裕）、ペンギンプルペイルパイルス#8「246番地の雰囲気」（作・演出／倉持裕）、新国立劇場「ピルグリム」（作・演出／鴻上尚史）、「城」（構成・演出／松本修）、映画にPFF観客賞作品「偶然の続き」（遠藤尚太郎監督）ヒロイン、「夜のピクニック」（長澤雅彦監督）など。</summary>
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      <![CDATA[<img alt="" src="http://www.mpac.jp/theaterpark/images/DXA_8400.jpg" width="200" height="133" />前回、初荒通しをしてから、10日が経ちました。経ちましたが…「失踪者」の稽古をその間一度もしていません。……！

というのは、今回ツアーでまつもと市民芸術館始め地方を回るのは「失踪者」なのですが、東京では、新作の「審判」と2作品交互上演なのです。「審判」の振り付けや稽古で、あっという間に10日間が過ぎ…。]]>
      2作品交互上演は稽古も交互な訳で、「失踪者」の稽古のとあるシーンでのダメ出しや反省を反芻して演技プランを練っても次の「失踪者」の稽古は10日後！それでも頭の中には、「失踪者」のことがあるので、「審判」の稽古の休憩時間や帰り道なんかに、突然「失踪者」さんがやって来て、「おい、あそこのシーンどうするんだよ」「一週間考えてそんなアイディアかいな」などと囁く訳です。あわあわ。逆の場合もまた然りです。さらにあわあわ。そわそわ。

明日は久々に「失踪者」の稽古です。身体が憶えているか不安ながら、ちょっとわくわくしてます。

さてさて。前回、昨年5月に参加させて頂いたまつもと市民芸術館制作の舞台「水の話」のことを話しましたが、その続き。

「水の話」と今回の「失踪者」には、一つ大きな共通点があります。それは…台本がない。「失踪者」はもちろん、池内紀さん訳の小説からシーンを起こしていきます。今回のプロダクションでは、昨年8月から5回ほどワークショップを行ってきました。出演決定イコール「この役をやってもらいます」ということではなく、1年のワークショップの間に役者は色々な役を経験し、演出の松本さんの芝居の創り方やイメージを共有できるようにという目的です。贅沢な創り方をさせてもらっています。

小説に書かれている膨大な量の文章・会話のどこをピックアップするか、人物描写をどのように身体で表現できるのか、…役者が何を面白いと思ってそれをいかに具体化できるかという能力が問われている訳です。今思えば、5回のワークショップはその面白がり方の方向性を摺り合わせる作業でした。

「（10分後に）何々ページからやってみて」と指示を受けると、小説を持たないで演じなくてはいけないので、必死に小説の言葉を覚えようとしてしまうのですが、重要なのはその人物の身体つきであったり、小説に書かれた奇妙な仕草であったりします。私の生理的感覚からはほど遠く、動機付けの難しい仕草でも、とりあえずやってみると、発見があったり…。普段は、感情の流れをベースに芝居を創ることが多いのですが、今回は身体をどう見せるかということからスタートです。頭でわかっていても、実際はかなりハードルは高いのですが。。。

そうそう、「水の話」も、「愛と宿命の泉」というフランス映画を基に、まつもと市民芸術館でしかできない芝居を、ということでキャストに合わせたエピソードを織り交ぜつつ、台本作りにかなり苦労した作品でした。

映画の原作からセリフをピックアップしたり、設定だけ借りて台本を創ってみたり。基本的に与えられたセリフを一字一句変えずに演じる仕事がほとんどの私には、セリフを決める責任感はかなり重かったのですが、やりがいはありました。毎日、演出家の中嶋しゅうさんと東京組の役者数人やスタッフさんと夕食兼話し合い、朝もしゅうさん行きつけの喫茶店におしかけては「こういうのはどうでしょう」といろいろ台本作りに関わらせてもらいました。

ホテル暮らしで日常の煩雑な雑事もなく、芝居のことだけ考えていられたのでホント幸せな毎日だったなと思い出します。煮詰まったら散策するところは山ほどありましたしね。美味しい空気も新旧の建物が自然に共存している町並みも、いつも考え方を前向きにしてくれました。松本に冬に行ったことがないので、今回の「失踪者」公演ツアー、ワクワクしてます。かなり冷えるとの話なので、完全防寒で行かなくちゃあ。色のない、あがたの森を散歩するのが楽しみだな。

ではでは、今回はこの辺で！

写真：まつもと市民芸術館「水の話」舞台写真（撮影／山田毅）
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