ジジの寝言

今年70歳を迎えた北嶌學さん。市民芸術館の公演では『アルルの女』や『水の話』などでお馴染みです。今でこそ、「ジジ」として、映画やドラマのエキストラでも引っ張りだこですが、その昔は建設業を営む職人でした。さらにその昔は和菓子職人だったそうです。寝床の脇で「ジジの寝言」を聞いてみましょう。
更新日 2007/07/31

花咲きじじぃ

18坪の家も3回の改築で38坪になったが、一人娘が結婚したら、孫の鯉のぼりくらい屋敷の中で泳がせたい。4台にも増えた車は貸駐車場に置いている。どこか広々とした所に移りたいな…。

50歳でまた一分張りしたくなった。


更新日 2007/07/24

命けずり 我が家

4月17日、朝起きると外はかなりの雪降り。とりあえず妻の手弁当を持って、雪の中自転車で現場へ向かったが、親方から仕事は休みにすると言われて帰宅。空振りの凍える手を妻が入れてくれたお茶で温める。


更新日 2007/07/17

やかんが飲んだ年取り酒


その年の締めくくりは、風の強い寒い日だった。

家々の軒からは、特別な夕食をつくる温かな湯気が立ちのぼる。少しでも生活を切り詰めるため、俺は酒という魔の水を、このところ口にしていない。


更新日 2007/07/10

どん底の女神

人生―どん底である。百円の金もない。あるのは、妻とおなかの子、そして財布の中の1円だけだ。するとそこに、どこからともなく現われた女神の姿。

「ごめんなさい。お話聞いちゃったわ。これ、使いなさいよ」
「…でも、見ず知らず人から、そんな…」
「あげないわよ。貸してあげるのよ。頑張って返せるようになったら、返してね」

そして最後に女神は言い残した。

「お金って、使えば減るのよ。使わなきゃ、いつまでもあるものよ」


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最終更新日 2007/11/10
最終更新日 2007/11/14
最終更新日 2007/11/15
最終更新日 2007/11/12

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