薄墨色の時間

「ギャルリ灰月(かいげつ)」。松本パルコの並び、高美書店の2階にあります。階段を一段上がるごとに、不思議なくらい喧騒から遮断され、扉を開けるとそこはまぎれもなく「白に近いグレー」の世界が広がります。作家の陶器やガラス器・漆器などがきちんと陳列された清楚な空間をつくる滝澤さんの、灰月=幸福のイメージにまつわるおはなしです。
更新日 2007/11/26

モノの居場所

灰月のテーマの一つに「暮らしの道具」という言葉があります。もう少し付け加えて言うならば、「暮らしをより楽しむための小道具」という事でしょうか。


更新日 2007/11/19

見つめ続けること

仕事柄、多くの作り手達の工房やご自宅をお訪ねする機会が度々あります。

北海道から沖縄まで、お付き合いの作家さんは全国にいらっしゃいます。

素材も様々、住む場所も違えば、工房の環境もそれぞれ違ってきます。工房をお訪ねする理由は、もちろん仕事の依頼と共に、作り手が何を見てどのように感じ、どう暮らしているのか、作品の裏側を知りたいという仕事上の好奇心なのですが、もう一つ、一人のファンとしてその暮らしぶりを覗いてみたいと言う単純な興味からくるものもあります。


更新日 2007/11/12

音のない風景

灰月は通り沿いの2階にあります。北向きの大きなガラス窓から、陽のあたる反対側の通りがよく見えます。ドアを閉めていると、車の音も聞こえず静かな空間です。お客様が途切れて緊張が緩んだ瞬間、ふと窓の向こう側に目をやると、静かな街の風景が見えてきます。

お客様に丁寧に頭を下げて見送るお店の人、その脇を自転車で走り抜けてゆく人、不思議なファッションの人や犬の散歩をする人等々。信号が変わるたびに動いたり止まったりを繰り返す車の列も重なって、音のない風景はリズムよく過ぎてゆきます。


更新日 2007/11/05

しあわせのイメージ

皆様、はじめまして。この度このコーナーに寄稿させて頂く事になりました、灰月の滝澤と申します。11月の4回、どうぞよろしくお付き合い下さいませ。

さて私の店の名前ですが、「灰月」と書いて「かいげつ」と読みます。よく皆様には「はいげつ」と間違って読まれてしまいますが、「石灰」の読み方を思い出してもらえると納得して頂けると思います。

いつもこのような説明をしてから店名の由来を尋ねられるのですが、これは私の造語で、まだ二人の子供たちが小さかった頃の思い出や、大好きな「限りなく白に近いグレー色」をイメージして作った言葉です。


連載記事一覧

最終更新日 2007/11/10
最終更新日 2007/11/25
最終更新日 2007/11/15
最終更新日 2007/11/26

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