• 2021
  • 1/30(土)
  • 演劇
  • 主ホール

KAAT神奈川芸術劇場プロデュース セールスマンの死

名優が演じ継いできた老セールスマンを風間杜夫、その妻を片平なぎさが演じ、 家族の業、社会と個人を描き、喝采を浴びた「セールスマンの死」、松本に登場!

KAAT神奈川芸術劇場プロデュース『セールスマンの死』

作:アーサー・ミラー
翻訳:徐賀世子
演出:長塚圭史

出演:
風間杜夫 片平なぎさ 山内圭哉 菅原永二
加藤啓 土屋佑壱 智順 山本圭祐 佐野瑞稀 浜崎香帆
大谷亮介 村田雄浩


家族の業、社会と個人、老いの切実と生きる希望

演劇界を牽引する長塚圭史が、2018年11月にKAAT神奈川芸術劇場で上演し、《まさに今に響く作品》と高く評価された「セールスマンの死」が松本登場!

本作は、主人公ウィリー・ローマンの死に至る最期の2日間を描き、1949年、ニューヨーク劇評家賞、ピューリッツァ賞を受賞し、テネシー・ウィリアムズとともにアメリカ現代演劇の旗手と呼ばれるアーサー・ミラーの地位を確立した彼の代表作です。

演出を手掛ける長塚圭史は、コンスタントに新作の上演を続ける一方、自身が主宰する演劇ユニット・阿佐ヶ谷スパイダースでの活動や子供向けの演劇作品の創作、さらには信州・まつもと大歌舞伎「三人吉三」の演出にも関わるなど、劇作家・演出家として、意欲的な活動を続けています。

初演から2年を経て、自身も年齢を重ねることで、本作が描く“老いの切実さ”を感じるようになったという長塚は、「老いてからの自身の人生に対する後悔、執着というテーマが身近になった。老いてなお持つ生きる エネルギーとその変質を通じ、“老い”という視点にも肉薄していきたい。」と語ります。

現代の日本・家族にも通じうる、競争社会の問題、親子の断絶、家庭の崩壊、若者の挫折感など、第二次世界大戦後に顕著になったアメリカ社会の影の部分を鋭くえぐった「セールスマンの死」。文化や時代を越えて上演され続ける本作は、コロナ禍で先の見通せない不安が世界を覆う今、観客の心にどのように響くのでしょうか。

風間杜夫、片平なぎさら、実力派キャストが再集結

これまで多くの名優が演じ継いできた主人公の老セールスマン ウィリー・ローマンを再び演じるのは、40年以上にわたり舞台・映像の第一線で華のある実力派俳優として走り続ける風間杜夫。2018年の初演では風間ならではの猛烈で新たなウィリー像を造形、その演技は「子供のような大人、父になろうとしてなれない悲しみを体現」(18年11月16日 日本経済新聞/評:内田洋一より)と評され、多くの観客の感動を呼びました。その妻リンダ・ローマンには、映像や舞台で活躍する片平なぎさ。初演では夫ウィリーを献身的に支えつつも、崩れていく家族に心を痛める複雑な役どころを繊細に演じました。さらに主人公の長男ビフに山内圭哉、次男ハッピーに菅原永二ほか大谷亮介、村田雄浩ら初演時の演技が高く評価されたオリジナルキャストが集結しました。

さらに新キャストに、所属している演劇ユニット*pnish*での活動だけでなく、舞台、映像、ナレーションなど多方面で活躍する土屋佑壱をはじめ、山本圭祐、佐野瑞稀、浜崎香帆(東京パフォーマンスドール)が加わり、さらに深化した「セールスマンの死」をお届けします。


STORY

舞台は1950年代前後のアメリカ。かつて敏腕セールスマンで鳴らしたウィリー・ローマンは、60歳を過ぎて得意先も次々と引退してしまい、思うように成績も上がらない。かつてのような精彩を欠いており、二世の社長にはお荷物扱いされている。そんな夫を優しい妻リンダは献身的に支えているが、30歳を過ぎても自立出来ない2人の息子への不満と不安もウィリーの心を押しつぶす。ブルックリンの一戸建て、愛しい妻、自分を尊敬する自慢の息子。一度は手にしたと思った夢は脆くも崩れはじめ、全てに行き詰った最後に選んだ道とは―。


メディア情報

初日コメント&舞台写真掲載! [KAAT神奈川芸術劇場]
ぴあアプリ 長塚圭史さん×山内圭哉さんインタビュー


舞台写真クリックで拡大します

  • 【2021年再演舞台写真】撮影:細野晋司

チラシクリックで拡大します

日程

2021年1月30日(土)

会場

まつもと市民芸術館 主ホール

開演

13:00

チケット料金

【全席指定・税込】
一般:6,000円
U18:3,000円

※未就学児入場不可
※U18(18歳以下)チケットは、当日年齢証明書をご提示下さい。
※車椅子または補助犬を伴ってご入場の方は、チケットご購入時にまつもと市民芸術館チケットセンターまでお知らせください。

チケット発売日

2020年12月12日(土)

プレイガイド

まつもと市民芸術館チケットセンター(10:00~18:00)
[窓口・電話] 0263-33-2200
[WEB] 芸術館チケットクラブ(要事前会員登録)

チケットぴあ
[電話] 0570-02-9999(Pコード:503–816)
[店頭] ぴあ各店頭 セブン‐イレブン
[WEB] http://t.pia.jp/

当日券

開演1時間前より、主ホール入口にて販売いたします。

備考

ご来場のお客様へ

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、ご入場の際はマスクの着用をお願いいたします。また、発熱・咳・咽頭痛等の症状がある場合は、ご来場をご遠慮いただきますようお願いいたします。

上演時間

約3時間20分(休憩含)

お問い合わせ

まつもと市民芸術館チケットセンター(10:00~18:00)
TEL.0263-33-2200 FAX.0263-33-3830


主催:一般財団法人松本市芸術文化振興財団
後援:松本市、松本市教育委員会
企画製作:KAAT神奈川芸術劇場
助成:文化庁 文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)|独立行政法人日本芸術文化振興会

日程

2021年1月30日(土)

会場

まつもと市民芸術館 主ホール

開演

13:00

チケット料金

【全席指定・税込】
一般:6,000円
U18:3,000円

※未就学児入場不可
※U18(18歳以下)チケットは、当日年齢証明書をご提示下さい。
※車椅子または補助犬を伴ってご入場の方は、チケットご購入時にまつもと市民芸術館チケットセンターまでお知らせください。

チケット発売日

2020年12月12日(土)