- 2026
- 2/14(土)
- 伝統芸能
- 小ホール
ひらく古典のトビラ 其の5 みんなのための古典芸能

どなたでも楽しめる素晴らしい伝統芸能の世界をご堪能ください
芸術館ならではの切り口で古典芸能に深く広く触れていただこうとはじまった木ノ下裕一企画「ひらく古典のトビラ」シリーズ。今回、其の5では、五感で感じる伝統芸能の奥深い世界をお楽しみいただきます。
上方落語では、人気落語家・桂吉坊さんの話芸に合わせ、同時に手話でその言葉をお伝えします。落語の語り口と手話通訳の表現が重なった時、どんな舞台になるのか期待が膨らみます。瞽女(ごぜ)唄では、盲目の女旅芸人であった瞽女が歌っていた唄を現代に受け継ぐ数少ない伝承者・広沢里枝子さんをお招きします。その圧巻の歌声と三味線をお楽しみください。また、ろう者の俳優が手話で演じ、狂言師がそれに合わせて発声をする、見事な手話狂言の舞台をご覧いただき、手話による演劇運動の先駆として第一線で活躍する日本ろう者劇団のみなさまの卓越した表現の世界をご堪能ください。
視覚や聴覚に不安のある方にもお楽しみいただけるようなサポートも充実させております。
お気軽に劇場へ足をお運びください。皆様のご来場を心よりお待ちしております。
【企画・構成・進行】木ノ下裕一
【上方落語】桂吉坊/(舞台手話通訳) 長谷川さとみ
【瞽女(ごぜ)唄】広沢里枝子
【手話狂言】日本ろう者劇団(江副悟史 砂田アトム 鈴まみ 五日市十夢 長谷川翔平
(声の出演)三宅狂言会
プロフィール

桂吉坊(かつらきちぼう)
兵庫県出身。米朝一門の桂吉朝に弟子入りし、1999年に初舞台。古典落語の枠にとどまらず、新作落語はもちろん、演劇や映画など、多岐にわたる分野で意欲的に活動している。自身の「吉坊ノ会」を主宰するほか落語会を各地で開催。雅楽や日本舞踊・能などの古典芸能にも造詣が深く、ナビゲーター・対談なども数多く勤めている。

広沢里枝子(ひろさわりえこ)
静岡県出身。大学在学中に急速に視力が低下し、26歳の時に失明した。自身がパーソナリティを務めるSBCラジオ「里枝子の窓」は30年以上続く長寿番組となっている。2014年から無形文化財保持者の長岡瞽女・小林ハル氏の最後の弟子、萱森直子氏に師事。越後ごぜ唄グループ「さずきもん」会員。盲導犬と共に各地へ出かけ「瞽女唄うたい」として活動中。
日本ろう者劇団(にほんろうしゃげきだん)
1980年「東京ろう演劇サークル」として発足。その後、黒柳徹子氏が理事長を務めるトット基金の付帯劇団となり「日本ろう者劇団」に改称。手話狂言、創作劇、サインマイム等独自のレパートリーを持って国内外で公演を行っている。聞こえる人も聞こえない人も共に楽しめる演劇を通して、手話の魅力を演劇の素晴らしさを伝えている。
| 日程 | 2026年2月14日(土) |
|---|---|
| 会場 | まつもと市民芸術館 小ホール |
| 開演 | 14:00 |
| チケット料金 | 【全席指定・税込】 |
| 先行販売 | 【先行販売期間】12月6日(土)10:00~11日(木)23:59 |
| チケット発売日 | 2025年12月20日(土) |
| プレイガイド | まつもと市民芸術館チケットセンター(10:00~18:00) |
| 鑑賞サポートのご案内 | 本公演では、見えない・見えにくい方、聞こえない・聞こえにくい方へ向けた鑑賞サポートを実施いたします。 |
| 託児サービス | 有料・要予約/生後6ヶ月から未就学児まで 0120-788-222(平日 10:00〜17:00) |
| お問い合わせ | まつもと市民芸術館チケットセンター(10:00~18:00) 主催:一般財団法人松本市芸術文化振興財団 |


