2026年5月24日(日)/オープンスタジオ
芸術館レクチャーシリーズ㊹
木ノ下歌舞伎『心中天の網島』 & 花組芝居『レッド・コメディ~赤姫祀り~』 関連イベント 歌舞伎ナビ
~古くて新しい〝かぶき〟の魔力~

このたび、7月10日~12日に上演する木ノ下裕一主宰・木ノ下歌舞伎『心中天の網島』、そして7月17日・18日に上演する花組芝居『レッド・コメディ~赤姫祀り~』に先がけて、作品の見どころや、歌舞伎の奥深い世界を存分に味わうための事前レクチャーの開催が決定しました。
登壇いただくのは、花組芝居の座長・加納幸和さん、古典芸能にも造詣の深い中井美穂さん、そして木ノ下歌舞伎主宰であり、まつもと市民芸術館芸術監督の木ノ下裕一。
「ネオかぶき」と称し、豊富な歌舞伎の知識と自由な発想で独自の世界を築いてきた花組芝居と、古典歌舞伎を現代の視点で読み解き、新たな舞台として立ち上げる木ノ下歌舞伎。その作品創作の背景や歌舞伎の魅力について、3人それぞれの角度からたっぷりと語っていただきます。
木ノ下歌舞伎、花組芝居と、新しい視点の歌舞伎の舞台が続く松本の夏。一足早くその世界に飛び込み、いまも広がり続ける歌舞伎の奥深さと可能性に触れる機会です。ぜひご参加ください!
かつて〝かぶき〟は、もっと私たちの身近なところにありました。
現代では「伝統芸能」という桐箱に納められつつありますが、本来かぶきは、エンタメであり社会派、古典劇でありながら現代劇、猥雑であると同時に神聖さも併せ持つ、怪物のような演劇なのです。一言でいえば祝祭—。人々は、この怪物と我を忘れて戯れながら、人生を教えられたり、畏れたりしていました。花組芝居はいつもそんな祝祭感覚を思い出させてくれます。かぶきとがっぷり四つに組み、時に真摯に、時に洒脱に。そんな豊穣なお芝居を作る達人、加納幸和さんにその極意をたっぷり伺いたいと思っています。(木ノ下裕一)
◎講師プロフィール◎
●加納幸和(かのう・ゆきかず)
兵庫県出身。日本大学藝術学部卒業。1987年『ザ・隅田川』にて、花組芝居を旗揚げ。来年、創立40周年を迎える劇団の座長として、脚本・演出を手掛け、自らも女形で出演。座外への客演・演出・脚本提供や、映像にも進出。女形指導、母校の日藝・カルチャースクールでの講師、NHK歌舞伎生中継の解説も務めるなど、多方面で活躍。西瓜糖『ご馳走』、花組芝居『毛皮のマリー』で、2019年前期の読売演劇賞演出家賞にノミネート。
最近の舞台に、『ドレッサー』、ミュージカル『刀剣乱舞』髭切膝丸双騎出陣、パルコ・プロデュース2022『桜文』、『鹿鳴館』、『演劇調異譚「xxxHOLiC」―續―』、結城座『荒御霊新田神徳』、こまつ座『連鎖街のひとびと』、ミュージカル『平家蟹』など。
●中井美穂(なかい・みほ)
1987 年日本大学芸術学部を卒業後、フジテレビに入社。アナウンサーとして「プロ野球ニュース」「平成教育委員会」など多くの番組に出演し人気をあつめる。1995 年フジテレビ退社。1997 年から2022年まで「世界陸上」(TBS)のメインキャスターを務めた。現在は「タカラヅカ・カフェブレイク」(TOKYO MXテレビ)、「スジナシ」(TBS)、「華麗なる宝塚歌劇の世界」(時代劇専門チャンネル)、「アルバレスの空」(BSテレ東・ナレーション)等にレギュラー出演。その他、演劇のコラム、動画配信番組、イベントの司会、クラシックコンサートのナビゲーター、朗読など幅広く活躍している。NPO 法人キャンサーネットジャパンの活動に賛同し、2018 年理事に就任。がん啓発のイベント・市民公開講座の司会などの活動もしている。
●木ノ下裕一(きのした・ゆういち)
木ノ下歌舞伎主宰。1985年、和歌山市生まれ。
小学校3年生の時、上方落語を聞き衝撃を受け、その後、古典芸能への関心を広げつつ現代の舞台芸術を学ぶ。2006年に古典演目上演の補綴・監修を自らが行う木ノ下歌舞伎を旗揚げ。代表作に『娘道成寺』『夏祭浪花鑑』『義経千本桜—渡海屋・大物浦—』『糸井版 摂州合邦辻』など。2016年に上演した『勧進帳』の成果に対して、2016年度文化庁芸術祭新人賞を受賞。第38回(2019年度)京都府文化賞奨励賞受賞。NHKラジオ第2『おしゃべりな古典教室』のパーソナリティーを務めるなど多岐にわたって活動中。セゾン文化財団2026年度セゾン・フェローII。
◎芸術館レクチャーシリーズとは◎
演劇やダンス、歌舞伎など、舞台をより楽しむための《学び》の時間。まつもと市民芸術館では、皆さまの想像力をさらに刺激し、様々な面から興味を持ってご観劇いただくための「レクチャーシリーズ」を開講いたします。当館の自主事業公演に関連するゲストをお招きし、皆様と共に舞台芸術について学び、《知る》を楽しむ時間をお過ごしください。
チラシクリックで拡大します
| 日時 | 2026年5月24日(日)/17:30~19:40(途中休憩あり) ※受付開始・開場 17:00 |
|---|---|
| 会場 | まつもと市民芸術館 オープンスタジオ |
| 募集期間 | 2026年4月24日(金)10:00~ |
| 参加料 | 500円 |
| 申し込み | まつもと市民芸術館チケットセンター(10:00~18:00) |
| お問い合わせ | まつもと市民芸術館チケットセンター(10:00~18:00) 主催:一般財団法人松本市芸術文化振興財団 |



