2025年10月18日(土)/M2会議室
芸術館レクチャーシリーズ㊸ 舞台『チェーホフを待ちながら』関連イベント
凝縮された奥深さ!珠玉の一幕喜劇たち チェーホフが愛した《ヴォードヴィル》

11月、まつもと市民芸術館では、舞台『チェーホフを待ちながら』を上演いたします。
本作は、チェーホフ初期の一幕喜劇『熊』『煙草の害について』『結婚申込』『余儀なく悲劇役者』を、劇作家・演出家の土田英生が大胆に潤色し、オムニバス形式で立ち上げるコメディ作品です。
このたび、公演に先がけ、ロシア文学・演劇をご専門とされる齋藤陽一先生をお招きし、レクチャーの開催が決定しました!
『かもめ』『三人姉妹』『桜の園』などで知られるアントン・チェーホフ。彼がもっとも愛したといわれるのが、実は“ヴォードヴィル”と呼ばれる一幕喜劇でした。洒脱な会話のなかに人間の真実が映し出され、笑いながらもふと身につまされる——短い戯曲の中に、その魅力が凝縮されています。
本レクチャーでは、“ヴォードヴィル”とは何か、そしてチェーホフ一幕喜劇の奥深さについて、齋藤先生にわかりやすくお話いただきます。
チェーホフ作品の奥行きや魅力を味わうヒントに出会える学びのひととき。
この機会にぜひご参加ください!
講師:齋藤陽一
●プロフィール
齋藤陽一(さいとう・よういち)
1988年に助手として、新潟大学人文学部に赴任。そこでは、毎年、学生とロシア語劇を上演する「伝統」があり、1年目にチェーホフの『桜の園』を抜粋して上演した。その後、学部改組によりロシア文学のみならず日本の演劇をも講ずるコースで定年まで勤め、現在はフェローという立場で研究、講義を続けている。『結婚申込』をロシア語で学生とともに読んだり、日本語で『煙草の害について』を上演したこともある。関連する論文として『結婚をモチーフとするチェーホフのヴォードヴィル-先行作品等との関係-』がある。
チラシクリックで拡大します
日時 | 2025年10月18日(土)/14:00~15:30 ※受付開始・開場 13:30 |
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会場 | まつもと市民芸術館 M2会議室 |
募集期間 | 2025年10月3日(金)10:00~ |
参加料 | 無料(要事前申込み・先着順) |
申し込み | まつもと市民芸術館チケットセンター(10:00~18:00) |
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